元狙撃教官が語る 狙撃の道

  • 並木書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890634200

作品紹介・あらすじ

3年で世界に通用する狙撃手を育成しろ。
全くの手探り状態から狙撃課程を立ち上げ、陸上自衛隊の〝狙撃の道〟を切り開いた初代狙撃教官・松岡勝樹元3尉と、実戦的な訓練で最強の部隊をつくりあげた二見龍元連隊長の熱血対談。狙撃チームの任務と役割、情報収集と火力誘導、狙撃手の資質と適性、理想のスナイパー銃と弾薬……等々、ウクライナ戦争でもその有効性が実証されている現代スナイパーの実像!

感想・レビュー・書評

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  • 新しいこと、面倒が増えることはするな、という組織の圧力に耐え、狙撃過程を立ち上げた松岡氏は自衛隊という組織においては異端であったかもしれない。
    同じように組織の外側の力を借りた二見氏、それぞれの功績は大きいと思うが、退官された現在の自衛隊を思うと無邪気に☆5には出来なかった。
    現役自衛官は、このような発信はできないことは理解している。ただその様な自衛官がまだまだ存在することを願って止まない。
    具体的な提言があるものの、防衛省、陸幕、装備庁、事なかれ主義の方々には届かないであろう物悲しさ。
    自衛隊の相対する「彼等」は、こちらの都合に合わせてくれるというのだろうか。

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著者プロフィール

1966年三重県生まれ。1984年陸上自衛隊入隊。第35普通科連隊に勤務しながら、名城大学理工学部二部に通学(1987年中退)。1988年3等陸曹、富士学校普通科部火器班・軽火器助教。中央即応連隊、普通科教導連隊、富士学校普通科部訓練班などに勤務。約15年にわたり狙撃の教育・訓練を担任。2021年退官(3等陸尉)。現在、商社勤務。栃木県在住。

「2022年 『元狙撃教官が語る 狙撃の道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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