.NETエンタープライズWEBアプリケーション開発技術大全VOL.2 (マイクロソフトコンサルティングサービステクニカルリファレンスシリーズ)

著者 :
  • 日経BP
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891004286

作品紹介・あらすじ

本書は、ASP.NETの基本知識を「フレームワーク」という考え方から学習していただくことに主眼を置いている。ASP.NETをフレームワークたらしめる3つのポイント(WebUIコントロールツリー、ポストバック、コードビハインド)、ASP.NETの高い開発生産性の肝を握るデータバインド機能とその設計的な意味合い、コーディングミスによる脆弱性を作らないためのセキュアプログラミング手法、という主要3項目について解説している。

感想・レビュー・書評

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  • プログラミング技法が分かりやすく書いてあってなかなか良書

  • ASP.NETの背景にある原理・原則を含め説明する事で、同フレームワークで開発する際にどう設計・活用するべきかを解説。他言語との違いにも触れているので(若干.NET寄りだが)、他言語習得者もこれを読む事でASP.NETがどいうものか理解できる。半分は設計思想の説明なので、アーキテクトにもお勧め。

    今開発中のシステムでリスクを減らすため、ASP.NETについて特に向き不向きを理解しておきたいと考え、購入。まさにうってつけの本だったと思う。

    ASP.NETの目指すのはRAD(Rapid Application Development)の実現だと感じた。そのための、GUI含め高機能・大量なコンポーネント群、SQLからダイレクトにGUIに連携可能なデータバインド、Visual StuidioでのGUIによる開発。VBで開発するのと同じような感覚で簡単に手早く開発できる。他の言語は、まだまだプログラミングの占めるウェイトが大きいので、素早くそれなりのものを作る点では全然叶わないと感じた。

    逆に、GUIとDBの密な連携があるために、純粋な(GUI非依存の)ロジックや処理の再利用性は、他言語と比べて低くなりそう。(ただし、RADで常に一から作ればいい、また再利用の効果を発揮するほど再利用できる場面は少ない可能性もある) また、コンポーネントの高機能性故に、それでは不足する場合は難しくなるし、開発の中でコンポーネント間の関連や整合性をおかしくする変更を加えると、戻すのに苦労するかもしれない。

    ASP.NETは動かす環境の制約、上記問題もあるが、非常に良くできていると感じた。原則を理解したうえで、慣れてしまえば、大抵のシステムは短期間で開発できてしまいそうだ。

    その他メモ
    ・Validaionコンポーネントは、必須、フォーマット、最大・最小などそれぞれ個別に割り当てるのではなくて、まとめて割り当てられたら良いと思う。
    ・非接続型データアクセスは、一時的に大量のメモリを消費する可能性があるが、性能面・メモリリークのリスクを除去する点で、良く考えられた仕組みだと思った。

  • ASP.NETを本格的に扱う方には必須の本第一弾です。
    この本では肝の1つであるポストバックを理解して、セッションなどの状態管理技術も理解する事が出来ます。

  • かえなーい。よめなーい。

  • 最近買った本ですが、ASP.NETの仕組みが分かりやすく書かれてあって、いい本だと思います。
    まだ途中なので頑張って読破したいですね〜。

  • .NETのシステム設計を行う物は必ず傍らに置いておきたいシリーズの第2巻目。
    ASP.NETの基礎についての解説。

  • マイクロソフト赤間さん著の、ASP.NETについての開発指南書。赤間さんの研修を受けたことがあるが、すごい人だった。

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