フローベールサラムボーを読む: 小説・物語・テクスト

著者 :
  • 水声社
3.67
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 5
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891763503

作品紹介・あらすじ

現代文学の先駆者フローベールが、その小説美学を『ボヴァリー夫人』以上に鮮明にうちだした謎めいた歴史小説『サラムボー』を四つの視角から精緻に読み直し、「何について、書かれたのでもない書物」の夢へと、そして今日における小説の運命へと肉迫する気鋭のフランス文学者の卓抜な作品論=小説論。

著者プロフィール

1951 年生まれ。翻訳家・フランス文学研究者。著書に、『フローベール「サラムボー」を読む──小説・物語・テクスト』(水声社)、『はじめて学ぶフランス文学史』(共著、ミネルヴァ書房)など、訳書に、レーモン・クノー『文体練習』(朝日出版社)、ジュール・ヴェルヌ『地底旅行』(岩波文庫)、アレクサンドル・デュマ・フィス『椿姫』(新書館)、エミール・ゾラ『パリの胃袋』(藤原書店)、ジュール・ヴァレス『子ども(上・下)』(岩波文庫)などがある。

「2023年 『夢に追われて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

朝比奈弘治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×