- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784891766405
感想・レビュー・書評
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<閲覧スタッフより>
とにかく精力的な執筆活動をしていたバルザック。その集大成が纏められています。ぜひ、お気に入りの作品を見つけてみてください。
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所在記号:953.6||ハオ||5
資料番号:10186910
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ここで『動物寓話集』としてまとめられているものは、動物の視点から社会の風刺を描いている短編を集めたもの。
当時の社会について、よっぽど精通していないことには、どうしたってつかみにくい部分があるので、訳者による解説(あとがき)を先に読んで、“なにが描かれているのか”を頭の中で整理してから本編に望む方がベストだと思う。
「イギリス雌猫〜」の話なんかは、当時のイギリスの一端を、フランスが(バルザックが?たぶんフランスが…でいいんじゃないかと思う)どう見ているのかが伺い知れて面白いと思うと共に、それを見ている私(日本人)が、この話をどう読むのかはまた別だったりするんだな…と、そういうことも考えてみたり。
『魔王の喜劇』『廃兵院のドーム』も、ともに風刺短編。
魔王の喜劇は、登場人物(実在の人名)が 次々と出てくるのもあって、一読だけではややこしいだけのような気がするので、いずれ再読しておきたい。
廃兵院〜も、解説を読んで始めてハッとする部分があったりした。 -
[ 内容 ]
恋する牝猫、旅する雀、おしゃれなライオン…時代と社会を観察し尽くした辛辣な一大風俗絵巻!
グランヴィルの挿画に彩られた表題作に、「魔王の喜劇」「廃兵院のドーム」を収録し、「諷刺と諧謔の作家」バルザックに光をあてる。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
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