3びきのぶたたち

  • ビーエル出版
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本棚登録 : 228
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892385483

感想・レビュー・書評

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  • [高森図書館]

    以前確かに読んだことがある本なのに、息子の興味がなくて途中で止めたのか、単純に登録漏れなのか、今回が初登録。

    4歳の息子が今回図書館で最初に手にした本。読み出して、3びきのこぶたのストーリーだと気づき始めた頃に感じた、「食べられてしまいました」の際の違和感からか、少し興味がそれて今回も読むのをやめそうになったのですが、今回は何とか最後まで多少の理解とともに読むことができました。

    …というのも、子どもにはちょっと理解しがたい、「登場人物=ブタがお話から逃げてしまう」というストーリーなんですよね。
    漫画のコマ割りのように書かれた枠から飛び出してくるブタたち。そこでストーリーとストーリー外のブタたちとの2つの世界、更には多少読者にも絡んでくることで読み手自身の現実世界との3つの世界が並列して存在するんです。上述の「食べられてしまいました」の本当の結果を理解し、更には続くブタさん達の冒険?の様子を理解し、できればブタさん達が出会う他のストーリー世界への知識も持ち合わせて、という観点からはやや大人向けの絵本ですが、読み聞かせる側が多少の解説をするか、純粋にブタ達の表情や出会う相手を楽しむことも出来る幅広い本。

    絵的にはやや「OLIVIA」
    http://booklog.jp/users/akiuwa/archives/1/4751519867
    を思い出し、ストーリー外への逸脱では「チョキチョキおじさんきょうりゅう王国 (えほんのぼうけん1)」
    http://booklog.jp/users/akiuwa/archives/1/4265070213
    を思い出した一冊でした。

  • こぶたが次々お話の外に飛び出しちゃう! いったいこぶた達はどこに? 不思議な「3びきのこぶた」です

  • 「3びきのこぶた」のパロディー。
    もうひとつ、別の童話も入り組んでいるようだが、そちらの話は不明。

    タイトルと表紙の不気味さが面白いけれど、絵本の内容としては、物足りなかった。なんというか、ストーリーの表面をさっと触れただけで、考えたり、想像したりする余地が少ないように感じた。
    ちょっと残念。

  • この世界を絵で表現できるウィズナーって凄いと思いました!四歳娘もお気に入り。

  • コールデコット賞受賞

  • これも三匹のこぶたのパロディ!

    これはもはや三匹のこぶたというか……
    ウィーズナー絵がうまいからこそできる絵本ていうか…

    三匹のこぶたの絵本の中から、出てきたこぶたが、マザーグースとか、竜退治の冒険の絵本とかに入り込んで、またこぶたの世界にもどってくる……みたいな…
    紙飛行機にこぶたのお尻が三つ並んでるとこの絵がかわいい(*^o^*)

  • 昔話パロディの絵本。もちろん、ちょっとひねった、程度じゃない!
    ブタたちは昔話の枠からもとびこえて、マザーグースの歌の中にはじまり(イラストのかんじも変えて)いろんなお話を行き来する。こまわりを変えちゃうところも面白い。

  • 2003年4月26日購入。

  • メタ絵本。ウィーズナー恐るべし。例のお話の、もう一つの夜の物語もあったりして、読み返すたびに楽しくなる1冊。最後も素敵ですが、オオカミクンがちょっと寂しそう・・・

  • 2009.1.9

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