- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892385483
感想・レビュー・書評
-
[高森図書館]
以前確かに読んだことがある本なのに、息子の興味がなくて途中で止めたのか、単純に登録漏れなのか、今回が初登録。
4歳の息子が今回図書館で最初に手にした本。読み出して、3びきのこぶたのストーリーだと気づき始めた頃に感じた、「食べられてしまいました」の際の違和感からか、少し興味がそれて今回も読むのをやめそうになったのですが、今回は何とか最後まで多少の理解とともに読むことができました。
…というのも、子どもにはちょっと理解しがたい、「登場人物=ブタがお話から逃げてしまう」というストーリーなんですよね。
漫画のコマ割りのように書かれた枠から飛び出してくるブタたち。そこでストーリーとストーリー外のブタたちとの2つの世界、更には多少読者にも絡んでくることで読み手自身の現実世界との3つの世界が並列して存在するんです。上述の「食べられてしまいました」の本当の結果を理解し、更には続くブタさん達の冒険?の様子を理解し、できればブタさん達が出会う他のストーリー世界への知識も持ち合わせて、という観点からはやや大人向けの絵本ですが、読み聞かせる側が多少の解説をするか、純粋にブタ達の表情や出会う相手を楽しむことも出来る幅広い本。
絵的にはやや「OLIVIA」
http://booklog.jp/users/akiuwa/archives/1/4751519867
を思い出し、ストーリー外への逸脱では「チョキチョキおじさんきょうりゅう王国 (えほんのぼうけん1)」
http://booklog.jp/users/akiuwa/archives/1/4265070213
を思い出した一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こぶたが次々お話の外に飛び出しちゃう! いったいこぶた達はどこに? 不思議な「3びきのこぶた」です
-
「3びきのこぶた」のパロディー。
もうひとつ、別の童話も入り組んでいるようだが、そちらの話は不明。
タイトルと表紙の不気味さが面白いけれど、絵本の内容としては、物足りなかった。なんというか、ストーリーの表面をさっと触れただけで、考えたり、想像したりする余地が少ないように感じた。
ちょっと残念。 -
この世界を絵で表現できるウィズナーって凄いと思いました!四歳娘もお気に入り。
-
コールデコット賞受賞
-
これも三匹のこぶたのパロディ!
これはもはや三匹のこぶたというか……
ウィーズナー絵がうまいからこそできる絵本ていうか…
三匹のこぶたの絵本の中から、出てきたこぶたが、マザーグースとか、竜退治の冒険の絵本とかに入り込んで、またこぶたの世界にもどってくる……みたいな…
紙飛行機にこぶたのお尻が三つ並んでるとこの絵がかわいい(*^o^*) -
2003年4月26日購入。
-
メタ絵本。ウィーズナー恐るべし。例のお話の、もう一つの夜の物語もあったりして、読み返すたびに楽しくなる1冊。最後も素敵ですが、オオカミクンがちょっと寂しそう・・・
-
2009.1.9