- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892385902
感想・レビュー・書評
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「デザートタウン」に続き、こちらも借りてみた。
絵について無知な私でも、この方の絵はどこか独特なところがあるなと感じていた。
きめ細かな線、優しい落ち着いた色合いは何なのだろう…と。
よく調べたら、銅版画というものらしい。今頃知った^^;
※銅版画は凹版画のひとつ。銅版画でしか表現し得ない点や線、マチエール(肌合い、質感)がある。(ネットより)
本書は、ガイサート夫妻の共作絵本。
文/ボニー・ガイサート (妻)
絵/アーサー・ガイサート(銅版画家)(夫)
北アメリカのとある小さな町の一年を描いたもの。
北アメリカの川沿いには、たくさんのリバータウンがある。
猟師が毛皮の取引をする所、石炭や金属を産出する所、渡し船の発着場、船や列車に燃料や食物を補給する場所などが、18世紀から19世紀にかけて町になった。
季節ごとに変わる自然、そしてその自然とともに生きる人々の様子が、楽しく見られる。
特に冬は楽しそうだな。川は氷の広場になり、アイススケートができるなんて!ちょっと怖いけど。カフェで友だちと語ったり、本を読んだりして過ごすのも私向きかも。
でも船が行き交う活気のある季節の方が、気持ちが明るくなれていいか…。
また今回もあとがきで、読者への問いかけがある。
絵の中に色々な出来事が散りばめられ、「気がつきましたか?」と。キタキタ〜この質問!
ごめんなさい……(_ _;)今回はよーく見ていたのだけど、やはり気づかないのよ…私には(-_-;)
問いかけにそって探して確認すると、またこの本の楽しさを味わえる。
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[墨田区図書館]
先日読んだ、「ふわふわブイブイ気球旅行」から借りてきた同じ著者の本。
「デザート(砂漠)」、「マウンテン(山)」、「プレーリー(草原/平原)」、「リバー(川)」の4種の町の同じ作りの本がある。
銅板画家だという彼の手法はどれも精密なスケッチ画のような細かい作り。それを季節や時間の違いを描いて、最後は探し絵的な要素も入れてくるので、細かい絵の違いを楽しめる子には二度楽しめるかも。 -
3歳0ヵ月
息子が図書館でやけに気にする
「デザートタウン」のシリーズものかな?
デザートタウンよりも
街並みの絵が多くて、より息子好み。
雰囲気がこちらの方が明るくて
読む側としてもやりやすいなぁ。