くされ女子!

著者 :
  • ブックマン社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893087102

感想・レビュー・書評

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  • 今まで手にした腐女子読本的なもののなかで、特に強烈な印象。
    といいつつシャワーヘッドも大丈夫かも、と思ってしまった(笑)
    世代が近くて共感できるし、レズビアンな竹内さんの視点からの腐女子観が新鮮。
    大好きなえすとえむさんの寄稿があるのも嬉しいです。

  • ジェンダーって広いなー

  • 高校からの親友と部活の先輩と、出会って趣味があって
    早1○年、なエッセイ漫画。

    好きなジャンルやら、遊び場所やら愉快です。
    これだけ気が合って、自分の好きな事も
    やりたい事も出来たら充実してるかと。
    コミケの武器内容には笑ってしまいましたが。
    中身が入ってなければ大丈夫って…魔法集団に
    杖禁止って、存在意義はどこへ!? な事項がw

    おまけのゲスト出演もすごかったですけど、内容が。
    世の中、色々な人が転がっているものです。

  • ゆるくゆるく、でも誇張は無く作者含む腐った人々の日常を描くエッセイ漫画。腐男子の生態の一例も記されていたりする。

  • 腐女子あるある

  • 今度は腐女子がテーマ☆
    ただでさえ、やおいや腐女子には未知数な部分が多いのに(←社会学の研究的に)、そこにセクシュアリティやそれ以外の嗜好が入り込むもんだから、もう……。

    カオスです。

    さすが竹内佐千子です。
    でもこれも超おもしろい☆

  • どうも自分はオタクと腐女子の違いがわかっていないみたいでして
    分かっていないのに、今度は貴腐人だの腐ェニックスだの聞いて、さらに分からない。
    本大好きで、マンガも好きで、二次元? 全然OKよ!
    という自分は、オタクなのか腐女子なのか。
    (どっちでもいいんだけど)
    てなわけで、杉浦さんの「腐女子化する世界」と併読。
    あちらは、客観的というかフェミニズム観点 で、批評する立場でかかれているが、こちらのエッセイ漫画は、主人公と自分たちの周りの友達の腐女子生活を、明るくコミカルに描いている。
    (ちなみの腐女子というのは、BLが好きな人のことだそうです。自分たちが腐ってると自嘲気味に言うのが広まったとか)

     読んでいて思ったのは、主人公も、ゲストで漫画やエッセイを寄稿している人も、自分を客観視して、おもしろおかしく書けること。
     どんなこともネタにするぜというか、どこか突き抜けた明るさがある。
     そんな主人公は、レズビアンでBLが大好き。性的なことは女性で興奮するのに?というのを本人なりに分析。
    「性的興奮だけじゃないところも、求めているんじゃないかな?」
     本人はGLを手に取りたいとは思わないとか。
     知人友人には、ゲイもいるけど、彼らがじゃれてるのを見ても、ちっとも萌えない。あくまで二次元だからこそ、萌える。
     そう分析するのを読んで、ナルホドなぁと。
     ちなみに友人たちもBL好きだしGLも好きという人いれば、自分の同性愛志向に気づく人。自分の恋愛とBLは全然別と分けて考えている人も。恋愛ものとして手に取る人もいれば、ファンタジーとしてとらえる人も。ずばり、おかずと言う人に対して、ええ?!って思う人もありで。
     とらえ方は色々なんだなあと。

     こちらは「腐女子化する世界」ですが、BLを読む人は、恋愛相手に対して、それほど過剰な期待をしていないのが特徴なのだとか。
    恋愛妄想や自分に都合のいい展開は、BLで昇華して、現実の男に対しては優しい(過剰な期待はない)
     現代をストレス感じず生き抜く、ちょっとした思考法ってことでしょうかね。

     図書館の一角にBLが入っていたので、どんな世界で、どんな需要があって、これからどう伸びていくのか興味があって読んでみました。

     日本を舞台にしたロマンス小説が難しいからというのが、自分の漠然とした印象です。

  • 腐男子ホストとの会話が面白いです~

  • ハニー&ハニーの連載のノリが好みで、書店で偶然見かけたのでそのまま購入。
    腐女子ネタがかなり濃厚、ジャンルとしてかなり際どい(と、少なくとも友人は言っていた)ものにも触れている。
    私自身は腐女子ではないが、オタク女子として、そして腐女子の友人を持つ身として本当に「あるある」という感じで楽しめた。

  • 2013年初読了まんが。何度めかの再読。妄想では違和感なくお三方についていける自信があるw
    本作に限らず、竹内さんの作品は一歩間違えれば自虐風味ぷんぷんになってしまうと思われる危ういテーマが扱われることが多いけど、さすが竹内さん。絵のかわいらしさもさることながら、伝わってくるのは卑屈さではなく、楽しい!という感情。
    そして、バリバリの身内ネタで読者を置いてけぼりにするのではなく、こちらをむりやり引き込む強引さも好き(誉め言葉のつもりです)。

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著者プロフィール

東京都出身、B型、蠍座、一人っ子。
おっかけ対象が男子で恋愛対象が
女子というマイノリティ。

「2015年 『2DK 2015 AUTUMN』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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