いつもふたりで

  • ブロンズ新社
4.00
  • (4)
  • (4)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893095190

作品紹介・あらすじ

いつもふたりで、ずっとふたりで、ともに暮らしたカップルのもしも片方が天国に召されたら…ひとりぼっちがまっているの?いいえ、わたしとヘンリーはいまだっていつもふたりで、おでかけするのよ。恐竜のせなかに乗ったり、ラッパをふきながらライオンをおいかけたり…かけがえのない大切な人がいたからこそあたためられる想いがある。カップルの愛を描いた、感動の絵本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 幼い頃にナチスの迫害を逃れ、家族と共にベルリンからスイス、フランス、そしてイギリスヘ移住した絵本作家ジュディス・カ-(1923-2019)が、50数年連れ添った亡き夫への想いをこめて〝 毎日4時から7時の間に 天国に召された夫ヘンリ-が戻ってきてくれて いろんな処へ出かけていくの いつも二人で・・・ 〟切なくも優しさのあふれた大人の絵本。(原題は『My Henry』)

  • 愛と想像力があれば生きていける

  • **********
    「敬老の日」に。

  • 悪くはないけれど。こういう夫婦って理想なのかもしれないけれど。私にはあまり関係ないな(^^;;

  • 『おちゃのじかんにきたトラ』の作者さんの絵本。

  • ぼんやりしているように見えても心はとても素敵な冒険をしているのかもしれないなって思うととても幸せな気持ちになりました。

  • 朗読用に絵本を探しているときに出会いました。
    小さい子向けの絵本ではなく、寂しさを感じている人や幸せでいて欲しい人への贈呈に向いた作品です。

    愛の形は沢山ありますが、この作品では、夫を亡くしたおばあちゃんの愛が楽しく描かれています。
    切ないテーマですが、決して暗くなく、読み終わった後にとても暖かいキモチを残してくれます(*´v`*)

    わたしも幸せなおばあちゃんになれたら良いなぁ~。

  • そこでなら会える。
    いつも
    ふたりで

    一人でいる人に読んでほしい。

  • 愛する夫に先立たれたおばあさん。
    ソファーに座ってうたた寝しているのかと思いきや、本当は羽の生えたおじいさんと、ライオン狩りをしたり恐竜に乗ったり、エベレストに登ったりしている。

    このおじいさんは年を取ってから亡くなったのかな。

  • もし一人になっても、これならあまりさみしくないかも。しみじみと温かい物語。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1923年-2019年。ドイツのベルリンで生まれる。ナチスの迫害をのがれ、スイス、フランスで過ごした後、1936年にイギリスに移住。ロンドンの美術工芸学校に学ぶ。1968年に、デビュー作『おちゃのじかんにきたとら』(童話館出版)を発表。その後も、「ねこのモグ」シリーズ(あすなろ書房)、『アルバートさんと赤ちゃんアザラシ』『ふしぎなしっぽのねこカティンカ』(徳間書店)など、95歳で亡くなるまで精力的に子どもの本を作りつづけた。やさしい絵が魅力のカーの作品は、いまもなお、世界じゅうで読みつがれている。本書は、カーが最後に遺した児童文学。

「2020年 『ウサギとぼくのこまった毎日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジュディス・カーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×