- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893612021
作品紹介・あらすじ
夫婦ゲンカの末、妻と子どもを殺害してしまった青年医師。ホームレスの男性にいたずら半分に暴行を加え、死に至らしめてしまった少年-ごく普通の人々による残虐な殺人事件が多発している。そうした殺人者の心理は私たち一般人にはとうてい理解できないが、誰もが殺人者と同じ「影」の部分を抱えながら生きている、と著者は言う。本書は、古今東西の「殺人」の事例をひきながら、精神医学の立場から、人が人を殺すという行為の底にある、人間の精神構造の不可思議さを解き明かす「現代版・殺人心理学入門」である。
感想・レビュー・書評
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面白かったです。
『殺人犯は、以前に動物虐待をしている可能性が高い。。。』
そんな事が知られつつ起こった「ウサギ蹴り殺し事件」
なぜそういうことをするのか?
できるのか?
それに疑問を持ち読んでみたこの一冊。
納得のいく内容でした。
いろいろな例をあげわかりやすく説明してあります。答えがでるわけではありませんが、物事をよく考えようと思ういい機会になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「人はなぜ、人を殺すのか?」
という非常に根本的な問題に心理学的方向から迫ろうと試みた一冊。章構成は以下の通り。
一章:「殺意」はどうやって芽生えるのか?
二章:人間にとって「殺人」とは何か?
三章:人間は「死」についてどう考えてきたか?
取りあえず小難しい専門用語は極力廃して書かれているので、門外漢にも読みやすい。
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一時期読み漁っていたのが精神医学者・犯罪心理学者、小田晋の本でした。今はあんまり面白いと思わないかなぁ。
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あったので読んでみました。
書いてある事が非常に難しいです。
文章も固いし。
だけどね。
結構納得しながら読めたような気がします。