- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893844750
作品紹介・あらすじ
本書は、西洋政治思想についての大学での講義を念頭において執筆されたものである。その内容はギリシアから現代に至るまでの範囲を含み、内容上、全体を展望できるような工夫をこらしてある。
感想・レビュー・書評
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プラトンからロールズに到るまで、時代、思想の類型ごとに各々の思想家の思想が整理、紹介されている教科書的な本。
非常にコンパクトにまとまっている反面、初学者にはストーリーが掴みにくいかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教科書としてGETしよ!
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多分入門書としては素晴らしい出来なんじゃないかと。
細かい事には突っ込まず、古代ギリシャから現代に至るまでの西洋政治の思想の歴史の柱の部分が、一読して網羅出来る様になっている感じです。
ギリシャからローマをすっ飛ばして中世にまで飛んでるのは、まあ現代の西洋政治に至るまでの歴史を追うっていう観点からすれば仕方ないのかなー。
再読してから東洋政治思想とかと比較してみたいな。 -
薄く、分かりやすく、入門書としてはgood。
ニーチェとか、ちょっと自分で掘り下げたことがある部分については、?と思う記述もあるので、そこは注意。
政治思想は、古代ギリシャに始まって、理想の人間、理想の社会像があって、それを実現するために政治はどうあるべきかという思考のプロセスだったのが、現代に近づくにつれ、政治によって達成される社会や人間のあり方の構想が薄くなってきている気がする。
記述のされ方の問題かな? -
とりあえず一読。高校の世界史と違って面白い。もう一度よんで整理したい。
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西洋政治思想史、入門編。
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西洋史の初歩の初歩らしいが、私には読みにくかった。解釈には当然、その人の意見が入るものなのだけれど。私は著者の価値観と合わないのかもしれない。