スラムドッグ・ミリオネア: 名作映画完全セリフ集 (スクリーンプレイ・シリーズ 135)

  • フォーイン
4.09
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894074286

作品紹介・あらすじ

インド・ムンバイのスラムで育った青年ジャマールは、クイズショーで不正を働いたとの容疑で警察に逮捕される。世界最大のクイズショー「クイズ・ミリオネア」で、あと1問正解すれば番組史上最高額の賞金2000万ルピーを獲得できるところまで勝ち進んだ夜のことだった。まともに教育を受けていないスラムの負け犬がどんなずるい手を使ったのかと尋問され、ジャマールはクイズの答えを知ることになった過酷な過去を語り始める…。キャストのほとんどがインド出身であるため、インド訛りやインド英語特有の表現が含まれている。さらにヒンディー語も使われているので、最初は少々戸惑うかもしれないが、使われている英語表現は5〜6語からなるシンプルなものが多いので、映画が始まって30分もすれば耳も慣れてくるだろう。イギリス英語を基調としたインド英語の独特のイントネーションは、舞台インドの雰囲気を伝えている。

感想・レビュー・書評

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  • 大好き。
    貧しくても一途で純真な少年が、その心を汚さないまま大人になって夢を叶える話。

    ただのお伽話で終わらないのは、インドの貧しい少年少女の物語は、その悲惨さにおいてきっとフィクションだから。
    きっと今もインドのどこかで酷い目に合っている子供達が居る。

    現実はそう甘くない。ヤクザの配下の若者や風俗に足を踏み入れた少女は救われることなく一生を終えるかもしれない。
    地球の裏側だけでなく、そう遠くない自分の周りにも自分自身にも救いようもなく酷いことは起こる。

    映画の中ぐらい、幸せを掴んだっていいじゃない。
    そしてそれを観るひと時ぐらい、幸福感に身を浸したっていいじゃない。

  • インド映画?
    ボンベイ時代のスラム街の悲惨さに胸が潰れそうになった。
    ハラハラドキドキの途中で迎えた結末だけど、ジャマールとラティカが幸せになったと信じたい。
    日本のクイズ・ミリオネアがどこかの後追いしたのだろうけど、同じ音楽&ルールで変な感じがした。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】837.7||S||135【資料ID】91130876

  • ラティカがとっても可愛かった。ラストシーンからのエンディング素敵だね。

  • 不思議だったけどしっかりし出たと思う
    主人公好きになれる

  • 少年2人が列車から飛び降りて、ほこりのなかに消え、そのほこりがなくなると青年になった2人が現れるという展開は「1900年」のロバート・デ・ニーロとジェラール・ドパルデューみたいだと思った。映画は未見なのだが、どうなのだろう。内容に関しては特に訴えてくるものはなかった。ダニー・ボイル監督だけに、映画は、短いカットをつないでめまぐるしく映像が進むんだろうなとは思った。
    映画はアカデミー賞を5部門で受賞したが、私の勤務する会社の隣に座るシネフィルの男性は酷評していた。時間があればいつか見てみたい。が、サイモン・ビューフォイ(「フルモンティ」の脚本家)によるこのシナリオを読んだ限りでは、あえて見たいというほどでもないという感じ。監督のダニー・ボイルの作品にはちょっと引っかかる、気になるものがあるのだが。

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