だいじょうぶだよ、ゾウさん

著者 : ローレンス・ブルギニョン 柳田邦男

• 文渓堂 (2005年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[はまだかよこさんの感想 · 2024年2月9日]

読み聞かせをしている友人からの強い「推し」

〈年老いたゾウは自分の死期を悟るが，一緒に暮らしていたネズミはそれを受け入れられない。しかし幾つもの季節を重ねるうちにネズミも成長して…。〉

ページの途中で泣いてしまいました
ゾウの表情がなんとも……
もう戻ることなない橋を渡るうしろ姿がなんとも……
見送るネズミのやさしいまなざし

ベルギーの作家と画家だそうです
訳は柳田邦男

≪　だいじょうぶ　しずかなゾウを　みおくって　≫

[翠さんの感想 · 2023年5月27日]

死に向かいゆく友達を送り出すって並大抵の気持ちじゃできないよね。
切なくて温かくて、これからの2人がそれぞれ幸せでありますようにと思いながら本を閉じた。

[hkmookさんの感想 · 2020年5月19日]

小学校の教科書の単元後ろに紹介されています。いい話です。

[cinejazz0906さんの感想 · 2022年5月27日]

アフリカの大草原の大きな樹の下で､仲良く暮らしてきた＜若いネズミ＞と＜年老いたゾウ＞｡ ネズミとゾウの間に育まれた厚い友情と信頼､永遠の国へと旅立つゾウ､それを見送るネズミ､うしろを振り返り別れを惜しむゾウ･･･お互いの切ない心情にゆさぶられながら､静かな感動につつまれる柳田邦男さん翻訳による癒しの絵本｡

[ごぶさんの感想 · 2020年12月23日]

物事にはタイミングや時期があるのかもしれない。

[toppinparariさんの感想 · 2023年6月20日]

年老いたゾウと若いネズミのお話
２人はとても仲良しです
ある日、ゾウはネズミをある場所に連れていきました
このつり橋を渡った向こうにゾウの国がある
ゾウは年をとったり、病気が重くなるとその国に行かなければならない
ゾウの国ではみんな幸せに暮らしていると
ところが、つり橋が壊れてしまっています
これでは渡れません
ネズミは橋を渡っても戻ってきてくれるなら、橋を直すと言いますがゾウは戻って来られないことを伝えます
２人はその後も仲良く暮らしますが、ゾウはさらに年をとり、病気になってしまいます

読み聞かせ時間は７分位
死と向き合うお話

[ちいさな帆さんの感想 · 2021年9月26日]

最愛のゾウさんとのお別れが近づき、初めは受け入れられずに、引き留めるように過ごすねずみ。けれども最後はだいじょうぶだよ、と見送るのです。亡くなった人を不幸だと思わない、生きている人は幸せをめざさなければと思います。（ちいさな帆）

[buchimamaさんの感想 · 2012年11月30日]

最近、「死」ということを扱った絵本が出てきたように思います。

[雨巫女。さんの感想 · 2024年1月29日]

《本屋》【再読】ゾウさんの絵本読みながら、私は、母に何もできなかったなあ。

[good-nightさんの感想 · 2023年7月17日]

子どもが読んで「ジーンとした」そうで、ママも読んでごらん、とオススメした本。