娼婦 〈新版〉 (下)

  • 藤原書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894347694

感想・レビュー・書評

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  • 読書日:2011年10月9日-11月7日
    下巻の始めは、欧州他国からの視点で捉えた公娼制度についての流れが把握出来ます。
    上下巻を通して娼婦視点で時代の流れを感じた事が新鮮で面白かったです。
    時代と共に人々の意識も変わり、娼婦が堂々と道を歩いて一般の病院で受診出来る様になった事に感動しました。

    先に読んだ「レジャーの誕生」よりも読み易かったので余計に頭に入り易かったです。
    翻訳の仕方が如何に大事か。身を以て体感しました。

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著者プロフィール

●アラン・コルバン(Alain Corbin)
1936年フランス・オルヌ県生。カーン大学卒業後、歴史の教授資格取得(1959年)。リモージュのリセで教えた後、トゥールのフランソワ・ラブレー大学教授として現代史を担当(1972-1986)。1987年よりパリ第1(パンテオン=ソルボンヌ)大学教授として、モーリス・アギュロンの跡を継いで19世紀史の講座を担当。著書に『娼婦』『においの歴史』『浜辺の誕生』『時間・欲望・恐怖』『人喰いの村』『感性の歴史』(フェーヴル、デュビイ共著)『音の風景』『記録を残さなかった男の歴史』『感性の歴史家 アラン・コルバン』『風景と人間』『空と海』『快楽の歴史』(いずれも藤原書店刊)。叢書『身体の歴史』(全3巻)のうち第2巻『Ⅱ――19世紀 フランス革命から第1次世界大戦まで』を編集(藤原書店刊)。本叢書『男らしさの歴史』(全3巻)のうち第2巻『男らしさの勝利――19世紀』(2011年)を編集。


「2017年 『男らしさの歴史 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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