- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894361188
作品紹介・あらすじ
ここには、作家の息遣いがある!今もっとも注目されるミステリ作家11人が、書く喜び、書く苦しみについて、じっくりと語る。
感想・レビュー・書評
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今月の8冊目。今年の81冊目。読むペースがなかなか上がらない。
ミステリ作家のインタビュー集。読んでみて、まだまだ自分が知らない作家・読んだことのない本がたくさんあるので、これからどんどん読んでいこうと思った。あとがきで共通点を見つけ出すことは難しい、と書いてあったけど、共通点も結構あって面白かったと思うんだけどな。まぁ差異もたくさんあったけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1998年発行、ビレッジセンター出版局のソフトカバー本。11人のインタビュー記事。まえがきには「マニュアルではない」などと書かれているが、だったらタイトルをもう少し工夫すればいいのに、とも思った。内容としては、作家としての生活史が中心。私としてはもう少し若い頃にもっといろいろな本を読んでおけばよかったかな。作家になりたいと思ったかどうかは分からないですが。
インタビュー:千街昌之、収録:『「どう書くか」にこだわりたい』馳星周、『生身の女、等身大の女性を書く』柴田よしき、『テキストは読者と作者の唯一の接点』京極夏彦、『懐しいけど新しいものを書きたい』恩田陸、『「これだけは書かなければ」と思うとき』法月綸太郎、『ミスマッチの面白さを追求して』山口雅也、『なるべく多くの伏線と、最後の驚きを』綾辻行人、『いつも誰かの青春を書いているつもり』東野圭吾、『マガイモノが好き、サマにするのが好き』井上夢人、『読者を喜ばせ続けることがプロの証明』大沢在昌、
収録(続き):『本格ミステリは形式の自己運動』笠井潔、他:「はじめに」、「注」、「あとがき」千街昌之、 -
インタビュー