- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894515758
作品紹介・あらすじ
現状から抜け出したいけど、なかなか一歩が踏み出せない。お金の不安から抜け出したいけど、自分ひとりで稼げる自信がない。あなたの人生を180度変えるビジネスマインド、お金と時間と場所に縛られない自由な働き方。
感想・レビュー・書評
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P:229 推定文字数:113126(13行×38字×P) 抜き書き:867字 感想:177字 付箋数:3
(対ページ付箋:1.31%、対文字抜き書き:0.76%、対抜き書き感想:20.4%)
・お客様は必ずしも、「すごく価値のあるものを求めているわけではない」ということです。世界中でこの商品だけとか、史上最強とか、究極の奥義である必要は必ずしもありません。私はよく、「お客様の半歩先でいい」ということを伝えています。
>>/> 90日でジャンプ力を15cm伸ばすトレーニング方法とか、実例が面白い。
・「お客様のことを理解する」(入社半年でトップ営業の倍近く売り上げた伝説の呉服販売員岸本さんの話)
大きな呉服展示販売会で1人のおじいさんが、あちこちのブースを除いては、いちいち声を荒げて怒り、壁をどんどん叩いてみたり、そこら辺にあるものを投げつけてみたり、とても乱暴なふるまいをしていました。
…ふと、おじいさんの言動から、奥さんに先立たれて独り暮らしをしているということが何となく推測できたのです。
すると彼女は、何を思ったのか、その迷惑なおじいさんに、自分から近づいていって、こう声をかけたのです。
「おじいさん、独り暮らしなので。家に毎日独りって、寂しいですよね」
すると、いままで暴れていたおじいさんの動きがピタリと止まりました。岸本さんのことを不思議そうに眺めながら、怒りもせず黙って見ていたそうです。
…その言葉に、それまで暴れていたおじいさんが突然、人目もはばからずその場で号泣し始めたのです。
そして、泣きながら、
「ああ、そう。いつも独りぼっちなんだ。そうだ、俺は寂しかったのかもしれない。こんなふうにばれてしまって、申し訳ない、はずかしいです」と言ったそうです。
つまり、おじいさん自身も、自分がなぜそんなにイライラしているのかわかっていなかったのです。おじいさんはひと通り泣いたあと、岸本さんにたくさんの感謝の言葉を言って、「実は孫にプレゼントする着物を買いに来たんだ。ぜひ、あなたから買いたい」と、たくさんの着物を買って行かれたそうです。
>>/> この、当人も気付いていない事が通じる、というのはすごい。
・私自身、いまでも日々のなかで、相手の言葉の裏にあるものを見ようという気持ちでいつも接しています。友達からつき合いで行くクラブやキャバクラのお姉さんまで、とにかく人と話しているとき、「この人は、口ではこう言っているけど、本当はどうなんだろう」と考えながら聞いています。
>>/> 著者が提案しているメソッド(①感謝の気持ちを手紙に書く→②相手の気持ちを(想像してこんなことを思っているのではないかと)手紙に書く→多分自分が考えているのと違って、②の方が相手に響く)は、実践的だと思う。書くときっと本当に違う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まだこういう本ってあるのか。
最後の方は読むのやめて、与沢翼に近そうと思ってぐぐったら対談してた。 -
手段はともかく、最終結論には共感できる。
というか、当然かもしれないけど。 -
さまざまな成功者と言われる人々が言っているようなことを書いてあるが、今の時代背景に即した内容に噛み砕いてあって分かりやすく、読みやすかった。
著者が言う「究極の理解」も目新しいものではないが、それを身につけるための提案をしているのは面白いと思った。 -
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[private]耳に痛い。[/private]
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究極の理解!
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1.自分が何より好きなこと。
2.自分が誰よりも得意なこと。
3.必要とされること。
ヒット商品→
コンプレックスに関わること。
ブームに乗っていること。
お客様がお金を持ってること。
やりたいことができない、要因を取り除いたもの。
緊急性が高いもの。
提供する人がないもの。
時間を短くしたもの。
期間限定のものは、売れる。
客のオファーを、メリットしかない状態にする。
相手のことを心から思うこと。
相手を理解すること。
究極に。
相手を受け入れること。
平秀信先生
自分の感謝の気持ちを手紙に書いてみる。
相手の気持ちをそのまま手紙に書く。
相手の気持ちになるとはどういうことか。 -
伊勢隆一郎著「お金と時間と場所に縛られず僕らは自由に働くことができる」フォレスト出版(2013)
*自分の現状を変えたいという気持ちは、多くの人たちがもっています。朝起きた瞬間からなんとなく気持ちが落ち込んで憂鬱な気分になる人の方が朝起きた瞬間からやる気満々の人よりもはるかに多いとおもいます。気分がのらないけれど、仕事に行かなくてはならないから支度をして家を出る。そして、満員電車の混雑にイライラしながら自分を殺して会社に向かう。ふとそんな瞬間に自分の人生はこれでいいのだろうか?という疑問が頭をよぎることもあるかと思います。
*今やらなくても困らないけれど、将来の自分のためにやるべきことは何か?いますぐに自分にといかけてみることは大切です。
*行動でいない人にパターンとしてもう一つ最近増えていたのは、副業や企業への道を探るうちに、候補がいっぱい出てきてしまってたくさんの選択肢を目の前にして選べなくなってしまい結局、どれも踏み出せないまま足踏みしてしまう、というケースです。情報に飲み込まれやりたいことが定まらず、これしかない、というものに絞り込めていないのです。元日本代表のサッカー選手がこんなことを言っていました。「ゴールキーパーと1対1になると、観戦しているひとたちはすごく簡単にゴールを決められるシーンに見えると思います。でもやっている選手としては、本当に絶好のチャンスというのは選択肢がありすぎて一瞬迷ってしまうのです。そしてその迷いの結果、つまらないミスをしてゴールを奪えないことがあります。逆に難しい場面でのシュートの方が選択肢が他にないので、迷いなく自分の持っているすべての力を出すことができます。難しい場面でのシュートのほうがそういう意味では簡単なんです」。選択肢が多いというのは一見良いことのように見えますがある側面では結果を出すために必要な集中力を奪ってしまうこともあるようです。
*ビジネスで成功する方法はシンプルです。あなたのお客様が欲しいというものを提案すれば良い、というただそれだけです。ですからお客様に聞いてみてください。どんな商品が欲しいですか?そしてお客様の欲しいものがその通り出せれば成功は簡単です。
*では、お客様に何を聞けば良いのか?(1)悩みと不安、(2)恐怖、(3)目標、(4)手に入れたいライフスタイル。基本的に人がものを買う動機はこの4つしかありません。常にこの4つに限られるわけですからお客様にどんな夢があり、どんな悩みがあるのかを尋ねるわけです。
*より重要なのが悩みと不安、それから恐怖です。一方で、そのままダイレクトに、悩みはなに?などと聞いてもまともには答えてくれません。そこで意見ではなく、感情を聞きます。「どんな気持ちでしたか?」「どんな感情がわきましたか?」といった質問を重ねる形です。とくに「夜寝る前にふと考えちゃうことってありますか?」という質問をよく使います。
*当たり前ですが人に求められていなければビジネスは成り立ちません。3つの条件がぴたりと合うことが重要です。(1)自分が何よりも好きな事、(2)自分が誰よりも得意なこと、(3)かつ人に必要とされること。
*ゼロからビジネスをスタートさせるときはまず、上の3つの条件を満たしていることが重要です。一方で、もう少し踏み込んだん話しをすれば、7つの項目をチェックしてみることになります。ヒット商品になるものは、これらの要因が入っている場合が多いためです。(1)コンプレックスに関わること、(2)ブームに乗っていること、(3)お客様がお金を持っている層であること、(4)やりたいことができない、ある要因をとりのぞいたもの(つまり、お金、スキル、時間、環境などで例えば子供がいるお母さんであれば旅行に行きたいけれど子供を預けられない環境であったり、時間であったり)、(5)緊急性が高い問題を解決したもの、(6)他に提供している人がいないもの、(7)いままでより時間を短くしたもの、
*お客様に対して全責任を負う覚悟がお客様の背中を押す。(1)期間を限定、も重要です。一方で(2)強いオファーを提供する、とくに具体的な約束が重要。強い責任感と使命感を持って約束する人になることが成功の第一歩。
*ビジネスの心理は相手の立場に立って考えること。一方でこれは学校でも教えてくれることがありません。しかし、ちょっとした訓練法で相手を理解できます。そして究極の理解を得ることが大切です、まずは、感情のボキャブラリーをより多く持つ。映画の登場人物の感情を推測する。さまざまな気持ちのバリエーションで手紙を書く。(感謝の手紙をかく、相手の気持ちをそのまま手紙みに書く、2つの手紙と読み比べ、手紙を相手に渡して反応の違いをみる)、自分への手紙を書く。