- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894516199
感想・レビュー・書評
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異動の御礼③
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空気の作り方というより、空気の事例集。私はついつい無自覚になってしまうので、自分の意識を自覚するために再読したいです。
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めっちゃ良書。観点がすげぇ。これは何回も読んだがいい本。すげえレベル高い。
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えっ、そんな抽象的な概念で!?と思いましたが、なかなかどうして中身は非常に具体的な実践方法が記載されていました。うーん、八ヶ月かぁ。でも明らかにこの空気を変えなきゃだめなんだよなー。今のうちのチームは。
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まず読み易いです。
チーム、人の分析、そして実行と、比較的難しくない方法が書かれています。
コーチングには少し懐疑的に思っていたので、それとは違うアプローチも面白かったです。 -
黒澤明監督の「生きる」という映画のラストを彷彿とさせる。人ではなく「空気」に語りかけるは至言である。また、コーチングよりティーチングが日本には向いているは良い洞察だ。
ネタバレになるので避けるがシニカルなあの映画のラストに流れる何とも言えない「空気」がそのチームでモノゴトがうまくいかなくなる理由なのだと思った。
「空気が悪い」という例えはよく言われる事だが、思考停止せずに洞察し、さらに改善方法を編み出した筆者には拍手を送りたい。私の職場での目下の悩みが明白になったことからも評価したい。
問題が分かったら改善してナンボである。そういう意味でもこの本の手法は良い。良い人、優秀な人が多い今の所属部署も、何やらおかしいと感じることが多いのだが、この本を参考に改善出来そうだ。
山本五十六の話ではないが、変わる余地がある「可燃人」にはコーチングよりティーチングが良いは納得した。やはり、納得するまで、教えることが正解だったのだと勇気付けられた。
まぁ、今の職場では、年下の上司なども多く、思いもかけない人が、空気が悪くなっている自覚もなく、かつ、空気を悪くしている自覚もない。換気をするのが可燃人としての使命であると改めて思った。 -
空気が組織に大事な話は、いうまでもないとおもうがその部分をまとめた本。全体簡単でよ見やすいが、納得いく部分とそうかなという部分も。ただ参考にしたい点もあった。
褒めるのは後。
1対多の場を作る。講話、メール。同じことを発信する。
省略したぼかし表現を使わない。スローガン的な言葉を使わない。ベスト尽くすとか徹底、とかではなく4W2Hで。
作話で空気が悪くなるので、作話させない。(用は言い訳いうことで空気が淀んでしまう)
ティーチングの際、作話させないためにプリフレーミング(先回りして、大きな視点でフレーミングして、具体的な内容をこちらから話して、できない理由を言っての細かな議論にならないようにさせる。
マイフレンドジョン。(できれば権威のある)第三者からの話として、我々(自分も含めて)こうしないといけないよなと話すことで、こうしなさいと教えるよりも、いい空気作りができる。
言い訳データベースを作っておく。相手の多い言い訳に先回りをする。後輩に任せられないと言わせないために、仕事をさせながら覚えさせないといけない話をする。
以下メモ
2:6:2の法則、不燃人、可燃人、自燃人。
不燃人はスルーすればいい。
コーチングではなくティーチング。 -
日本人は外国人に比べると
まわりの空気を読み取る力に長けています。
その反面、周りにとても影響されやすい
とも言われています。
つまり、日本人は比較的、
良い空気にも悪い空気にも
感化されやすい特徴があります。
したがって、良い空気の中にいると
行動も積極的になり、結果も出やすくなります。
本日ご紹介する本は、
場の空気を、良い空気に変えるための
ノウハウを伝授する1冊。
ポイントは
「守」
守破離という言葉があります。
茶道、武道、芸術等における
師弟関係のあり方のことです。
「守」:指導者の教えを忠実に守る段階
「破」:指導者の教えに、自分の考えや工夫を入れる段階
「離」:指導者から離れ自分自身の形を作る段階
良い空気というのは、間違ったことを間違っていると
”指摘し合える”空気のこと。
誰も何も言わない。
もしくは、上司しか一方的に発言しない。
というのは悪い空気です。
「守」を徹底し、何度も何度も、
基本に立ち返って、正しいことを
続けるられることが重要です。
「2:6:2」
2:6:2の法則というのがあります。
人間が集団を構成すると、
『優秀な人2割、普通の人6割、パッとしない人2割』
という構成になりやすいという法則です。
優秀な人とパッとしない人は
あまり周りに影響されません。
普通6割の人がポイントです。
場の空気によって、どちらに引っ張られるかが
決まります。
「人は変わらない」
人は、なかなか変わるモノではありません。
ひょっとしたら一生変わらないかもしれません。
人を変えるのではなく場の空気を変える方が
良い結果につながります。
そのためには、愚直な繰り返しが重要。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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「場の空気」を変えない限り、どんなに優れたメソッドを導入しても、チームは改善していかない
良い空気=間違っていることを、間違っていると指摘し合える
素人にコーチングなんかできない。必要なのは、「ティーチング」
8ヶ月間は続けるつもりで、同じことを発信する
「守」を徹底する=何度も何度も、基本に立ち返って教え続けること
「良い空気」を知るには、良い空気が流れているところに足を運び、そこでの時間を味わうこと
役割の明確化で当事者意識がわき出る
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◆目次◆
第1章 チームの「空気」を現状分析せよ
第2章 「悪い空気」の元凶を解明せよ
第3章 チームの「空気革命」を遂行せよ
第4章 「空気」を「流れ」に変えよ
第5章 「空気革命」の成功者から学べ
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◆マインドマップ◆
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インパクトに欠けて印象に残らない。