怒らない技術 (Forest2545Shinsyo 17)
- フォレスト出版 (2010年7月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894518186
感想・レビュー・書評
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一番ハッとなったのは
楽だから怒っている、というくだり。
怒るのは、感情の暴力。暴力は自分に甘い、弱い人が行うこと。
強い立場から自分より弱い立場の人に対する行為。
まさしくそのとおり。
手間と時間をかけて、感情をコントロールして相手にきちんと伝わるコミュニケーションをすることが当たり前ながら大事なんだなと。
あとは、イライラの原因分析と、
毎日起こりやすいイライラにはイライラしなくて済むような仕組み化も大事。
(生活パターンを固定化する、指示の細分化具体化、支度ルーチンの時間割導入)
ちなみにやってしまいがちなのが、
自分でできるのに甘えられてイライラすること。
「ちょっと譲ってみる」とあって、本当その通り過ぎて頷きすぎて首が取れそうになった。
自分でできるけどやりたくない気分だからごねてるんだから、叱っても時間とエネルギーの無駄。
ちょっと甘えてきてるだけだから、その30秒1分を惜しまずに対応した方が、わたしも子どもも心地いい。
夫婦の役割分担。
叱る役、逃げ場になる役で片方ずつ。叱っている時は加勢したり、否定せずに棲み分け。
なぜ叱ったか他方から説明してもらうと、嫌われ役にならずに済む。
→本当これ!!!夫もう少しフォロー頑張って!!!!!
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オーディオブックにて聴了。
感情を意思決定しているのは常に自分である。文句を口に出すことを決めたのも、それを一瞬で判断したのは紛れもなく自分自身である。
これから少しずつ、人とのコミュニケーションでイライラした時はグッとこらえ、口から出そうになる文句を一旦飲み込み、感情をコントロールできる人間になろうと思う。 -
どこかで以前読んだことあるような対処法が多いが、一度読んだだけではすぐに実践したり継続的に行えてなかったことが多い私にとって、このくらいの程よいボリューム&端的に記述されている当該本が手元にあると、何度も自身を見直すきっかけとなり、非常に有効だと思った。
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怒らないようにするには、生活面でも精神面でも様々な習慣をつけることが大事だと分かった。三合主義をこれから特に大切にしていきたいと思った。
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朝倉
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思ってしまうのは止められない。でも口に出すか、ださないかは自分で決められる。怒りは無謀を持って始まり、後悔を持って終わる。はじめになぜ怒りをコントロールすることが大事なのかを解説し、それから、どのような習慣でそれを実践するかが提案される。薄くて読むことは簡単にできるが、何度も読み返して身につけて初めて役立つ本
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年に一度は読むことにしているバイブル的な本。
命と時間を大切に!
怒っても結果は同じ!
人の心を左右するのは、自分の受け取り方!
晴れたら喜ぼう、雨が降っても喜ぼう!
赤信号は渡らない!
一方的に話さない!
不愉快はこまめに吐き出せ!でも、人は選べ! -
心に響くフレーズ
① 意に沿わないとことが起きた時、「これはちょうどいい」と口に出してみる。
② 怒らないと決める。 -
イライラしやすい性格で薦められた本を購入しました。
イライラすることは損するなど、腑に落ちることは書いてあるのですが、実践ベースに落とし込むことがなかなか難しいです。
日々、意識して取り組んでも忘れてイライラしてしまったりします。
少しずつ改善していくのがベストなのかもしれません。