バカを治す (Forest2545Shinsyo 72)

著者 :
  • フォレスト出版
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894518728

感想・レビュー・書評

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  • 橋下徹 ジャリタレ B層 塩谷瞬 富永愛 菅直人 カイワレ 民主主義 ルソー マゾ 鬼畜の極み 知的障害者はらます A層 小泉純一郎 小沢一郎 鳩山由紀夫 三島由紀夫 伝統文芸の破壊 恥じらい 三権分立 大飯原発 活断層 Amazonのレヴュー
    「デマゴギー」1 政治的な目的で、意図的に流す扇動的かつ虚偽の情報。2 事実に反するうわさ。流言飛語。「人を中傷する―を飛ばす」
    骨盤 細野晴臣 坂本龍一 素朴な人 部活動 アンパンマン ほどほどの正義
    自分の中にある「バカ」を一つひとつ破壊していくこと。それにより、はじめてヒトという動物は人間になるのです

  • 13/01/20

  • さらっと読めました。
    この本を読む前は、橋下さんのこと応援していたのですが、読み終えた後では、ちょっと待てよと思うようになりました。(バカが治った?)
    ゲーテが気になります。

  • 読む人を選ぶ本だが、薄い冊子に濃厚な知性と教養が詰まっている。私もバカを卒業したいです。

  • こういう本を読んでしまうところでバカかもなと思いつつも、著者の独断によるバカからの脱し方は、まあわからんでもない、という感じ。
    要約すれば、バカがやることはやらない、バカと反対のことをやればよいのだと。
    この本に対して偉そうに批判すればおそらくバカ、理解できないと放り出せばバカ。バカをやめるのは簡単じゃない。バカでいい、と思う時と、治したい、と思う時があります。
    「 新しい視点が入っている本はたいてい価値がない」とあって、おおそうかと感動した。
    なぜか、赤塚不二夫さんの「大先生を読む」を思い出さずにはいられない本です。

  • とつげき東北氏のTwitterでの猛プッシュにより購入。

    タイトル的には幻冬舎新書から出てもおかしくなさそうだが、本書はフォレスト2545新書。

    他の新書(まさに幻冬舎新書等の多くはそういう印象だが)と違い、引用文献を明らかにすることに、信頼を覚える。
    そして引用されているのは、ゲーテやニーチェ。
    これらの名前を聞いたことのない人は居ないわけで(バカは知らないかも知れないが)、その重みは読んでいてずっしりと感じる。
    ここまで知識のある人が書いた、「バカ」に関する本は、他には無いのでは。

    個人的に一番気になったのは、ニーチェが「女尊男卑」の考えであったというところ。
    女性の方が優れているというのだ。
    生物としての女性の能力、即ち、子供を産み、育て、守る、これらの能力が、男性より上回っている。
    更に、男性の論理の世界に口を出すということが、レベルダウンだと。

    この考えは目からうろこであった。

  • 新書とか評論本って今まで興味なかったし敬遠してたけど、これは面白かった。自分を見直していこうと思った。

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著者プロフィール

1975年、山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作「アンチクリスト」を現代語訳した『キリスト教は邪教です! 』『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?』『日本をダメにした B 層の研究』(ともに講談社)、『日本人は豚になる:三島由紀夫の予言』『日本をダメにした新B層の研究』(ともにベストセラーズ)ほか、祥伝社新書に『コロナと無責任な人たち』『100冊の自己啓発書より「徒然草」を読め! 』『ニッポンを蝕む全体主義』。『思想の免疫力 賢者はいかにして危機を乗り越えたか』(中野剛志氏との共著、 ベストセラーズ)など著書50冊は以上。

「2023年 『古典と歩く大人の京都』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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