エレファント・シンドローム (Forest2545Shinsyo 75)

著者 : 浜口隆則

• フォレスト出版 (2012年12月8日発売)

感想・レビュー・書評

[しらい弁当さんの感想 · 2022年6月29日]

　力の強い象が、細い杭にロープで繋がれている。象は小さい頃、ロープを引っ張って逃げようとしたけどできなかった。大きくなって、力が強くなっても、このロープからは逃げられないと思い込んでいる。自分が「できない」と思い込んでいるだけで、できる事はたくさんある。思い込みが自分を小さくしているんだよ、という本。仕事にある程度慣れてきている人や、新しいことを始められない人が読むといい気づきがありそう。

　私が「！」と思ったのは

「仕事は嫌なこと」という思い込みを捨てる

というところだった。今、仕事を楽しめてなくて、視野狭窄になっていたなーと改めて思った。少し視点を変えて、楽しくできないかなー。

「運はコントロールできない」という思い込みを捨てる

アレがダメだったからできなかった。コレもダメだったからできなかった。と、何かのせいにしてしまう事は簡単だ。でも、それも含めて自分ごとにした時に、もっとやれることあるな、と思えるかも。

　また明日からの仕事や、自分への向き合い方の参考になるかも。

[dai-aiさんの感想 · 2013年9月14日]

起業コンサルで、たくさんの著書をもつ浜口さん。この本の気に入ったところは、ストーリーという教訓の話が結構面白かったこと。思い込みに縛られなければ、人生はもっと楽しくなる♪201309

[まつよしさんの感想 · 2013年2月23日]

戦わない経営よりも響きました。今おかれた状況にあってたからか、わかんないけど。自分の振り返りになります。

[cityfujisawaさんの感想 · 2013年1月7日]

知っていることとやれることは違う、ってことを知っている人は多い

著者プロフィール

会計事務所、経営コンサルティング会社を経て、1997年に「日本の開業率を10%に引き上げます!」をミッションとするビジネスバンク社を20代で創業。シェアオフィスのパイオニアとして業界を牽引していくなかで多くの会社が失敗する現実を見て、高収益事業だったシェアオフィス事業を売却して経営者教育を始める。

数千社という会社経営の現実を見てきた経験から生み出された「経営の12分野」「社長力の10分野」「幸福追求型の経営」などのプログラムを提供するは累計参加者が3万人を超える「社長の学校」となっている。早稲田大学でも教鞭をとり「ビジネスアイデアデザイン」「起業の技術」「実践起業インターンREAL I&Ⅱ」などユニークな講義で人気に。

著書に『戦わない経営』『社長の仕事』『起業の技術』(かんき出版)などがあり、海外でもベストセラーに。大企業の社長から若い起業家まで多くのファンに支持されている。

「2021年 『生き残る会社をつくる「守り」の経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」