清国人日本留学生の言語文化接触: 相互誤解の日中教育文化交流

著者 : 酒井順一郎

• ひつじ書房 (2010年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[小桜さんの感想 · 2010年4月11日]

明治期に於ける清国人日本留学生の教育文化交流史を考察。特に当時の中国人留学生教育機関の大本山である宏文学院を中心に、明治期日本留学の成立・展開・終焉の一連の流れを分析し、当時の全体像を再検討し総括する。

著者プロフィール

"酒井順一郎（さかい　じゅんいちろう）

［略歴］総合研究大学院大学文化科学研究科修了、博士（学術）
国際日本文化研究センター共同研究員、東北師範大学中国赴日本国留学生予備学校、長崎外国語大学を経て、現在、九州産業大学国際文化学部教授

［主要著書］『清国人日本留学生の言語文化接触—相互誤解の日中教育文化交流—』（ひつじ書房、2010年）、『改革開放の申し子たち—そこに日本式教育があった—』（冬至書房、2012年）"

「2020年 『日本語を学ぶ中国八路軍』 で使われていた紹介文から引用しています。」