日本語・国語の話題ネタ 実は知りたかった日本語のあれこれ

  • ひつじ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894765412

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  • 【内容】
    タイトルにもある通り、日本語に関する話題ネタが44コと、コラム+参考図書ガイド付きの所謂「豆知識本」。
    日本語の音、文字、語彙、文法の4章から成り、複数の研究者が専門分野について2ページ程度を執筆担当している。

    【注目ポイント】
    目次をざっと見ても分かるが、中学高校生レベルでも話題にできそうな「ネタ」ばかりを取り上げているため、日本語研究に携わる人間でなくとも容易に理解できる内容となっている。
    漢字の表記や日本語の微妙な音の変化など、学生時代なんとなく疑問に思っていたが誰にも教わらなかったような話題が多く、思わず「なるほど~」と口にしてしまう。

    【ココがいい!】
    文章もさほど難しい単語を使わず、新聞の連載コラムのような感覚でサクサクと読み進んでいける。

    【ココがちょっと】
    ページを埋めるためなのかコラムが34と非常に多く、役に立つようなものもあれば、結局何が言いたいのかよく分からないものもある。(授業中のネタとしては面白い)
    とにかくコラムが多いので、わざわざコラムとして分けなくても・・・というのが率直な感想。

  • 身近な疑問から、少し深い内容まで、話題が多岐に渡っている。言語に興味を持つ子なら、中学生でも楽しめる。
    ただし、初版本のためか、非常に誤字脱字が多い。読んでいてげんなりする。
    巻末にブックガイドとして参考文献が紹介されており、次に繋がる読書(学習)ができる。

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著者プロフィール

早稲田大学文学学術院教授

「2024年 『「書けない」から「あっ 書けた!」へ 子どもが変わる はがき新聞のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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