個人でつくる電子図書館 満開佐倉文庫の試み

• 中央公論事業出版 (2011年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[探耽(たんたん)さんの感想 · 2023年11月24日]

インターネットに可能性を見いだし、郷土資料の個人電子図書館を構築した著者の活動記録です。
著者は司書ではありませんが館主となり、ネット上で資料収集に貢献したユーザーを電子司書と認定して仲間を増やしていきます。
レファレンスも行いますが一人で抱え込まずに電子司書などに協力を仰ぐ“グループアンサー”は、公的な図書館でも取る手法であり質の高さを感じました。
図書館同種施設や私立図書館には色々な制約がありますが、私も個人的に電子図書館を作りたいと夢見ているので参考になりました。

[kijimasashiさんの感想 · 2020年1月7日]

＜本の紹介＞
電子図書館運営の先達であった館主・内転儀久が、この１０年の経験を集約。ネット万能時代の読書・資料収集・公開について手の内を公開する。