おばけのキルト

著者 : リール・ネイソン 石井睦美

• 光村教育図書 (2021年8月30日発売)

作品紹介・あらすじ

キルトは小さなおばけです。みんなは白いシーツなのに、どうして自分だけパッチワークキルトなんだろうと落ち込む毎日。あるハロウィンの夜、勇気を出して人間の家に近づき、バレリーナの仮装をした女の子と出会って……。

感想・レビュー・書評

[海と青硝子さんの感想 · 2023年7月26日]

お化け界の「醜いアヒルの子」のようです。自分だけみんなと違っている悲しみが、自分だからこそ経験した冒険。心が白鳥になったのですね。

[cinejazz0906さんの感想 · 2021年12月14日]

ママもパパも友達も､みんなシーツなのに､どうして僕だけパッチワークキルトなんだろう？ 皆から〝つぎはぎくん〟ってからかわれるのが嫌だった＜おばけのキルト＞が､心も体もかる～くなる日がやってきました｡ それは､ハロウィン! おばけは人間が怖いので､みんな急いで逃げてしまい､おいてけぼりにされたキルでした｡ そこへ､お菓子をもらいに来たバレリ－ナの仮装をした女の子のママに拾われたことで､皆とはすこし違うキルトがたいそう羨ましがられたという､ほんわかあったか～くなるオバケのおはなし絵本です

[かとのひもさんの感想 · 2021年9月18日]

皆と違うことでしょんぼりしていたおばけが、自信を取り戻した夜！

おばけのキルトはパッチワークキルトで出来ているので、体が重くて機敏に動けません。
※みんなはシーツで出来ている

でも、ハロウィンの夜、キルトだからこその冒険をします。

〇小さなおばけのショボンとドキドキが伝わってくる。
〇絵の色味が素敵だ。
〇ハロウィンは色んなモンスターがこっそり紛れているのかも。人の家のおばけの飾りが、てるてる坊主に見えた・笑
世界共通なのかな。

[みーちゃんさんの感想 · 2024年3月2日]

みんな違ってみんないい✩

[たまネコ♪さんの感想 · 2022年4月27日]

こんなにステキなキルトなのに、このお化けは不満気味。
いやいや、自分の魅力をわかってくれる人は側にいるよ。

[sakuracha0829さんの感想 · 2022年12月11日]

おばけのキルトはみんなと違う。みんなと違うというコンプレックスをどう克服するかの冒険物語。子どもに読み聞かせたい。

[スネイプさんの感想 · 2022年10月31日]

5年生
ハロウィン

[ミルキーさんの感想 · 2022年10月26日]

キルトのおばけ。

可愛いお話でした

[もけらさんの感想 · 2022年10月16日]

シーツでできたおばけのみんなと違い、パッチワークでできたおばけのキルト。みんなと同じように飛んだりまわったりできないのを悩んでいるけれど…ハロウィンの日にひょんなことから冒険❗
人と違っていても大丈夫、ほのぼのするお話。
「こんなことがおきたのは、キルトがみんなとすこしちがっていたからなんだよ。キルトがキルトだったから、パッチワークキルトだったからなんだ。」

[solala06さんの感想 · 2022年5月21日]

パッチワークのおばけ
かわいいな…

著者プロフィール

カナダ東部出身、在住の小説家。コモンウェルス賞ほか受賞多数。端切れを利用したユーモアある作風のキルト作家としても活躍。

「2021年 『おばけのキルト』 で使われていた紹介文から引用しています。」