せかいでいちばんつよい国

  • 光村教育図書
3.97
  • (92)
  • (68)
  • (73)
  • (7)
  • (4)
本棚登録 : 1064
感想 : 120
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895726443

作品紹介・あらすじ

せかいでいちばんつよい国はデビッド・マイキーによって書かれた戦争と平和を題材としている絵本です。戦争がいかに無意味で残酷なものか、平和であることでどれだけ人々が幸せに暮らしていくことができるのかを絵本を通してわかりやすく書かれています。可愛らしい絵で描かれていても戦争がどれだけ醜いことかが伝わってきます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 世界を支配するためには強い兵士がいる。そう思っていると、最後のページでひっくり返される。そんな絵本です。

    作者の伝えたいことをあえて説明せず、
    自然に物語に溶け込ませている姿がいいですね。

  • 戦争のある時代に読みたい本。悲観的になるのではなく、余韻を残しつつ希望の持てるストーリーがとてもよい。そらいろ男爵に通じる。

  • S 5歳8ヶ月
    戦争につてもそろそろ話さないとなー自分が今置かれてる立場がどれだけ幸せであるか知ってほしいなーと思っていたところだったので、伝える第一歩になった。

  • 強いって武器じゃない
    そのことを押し付けがましくないお話しにしている

  • 武装しなければ攻められない、という考え方は素敵だけど、自分たちのものにしたいと思ってる輩に通用するかというと…なんてことを考えてもらうにはいいかもしれない。
    征服した気になってるけど実際には自分たちのほうが入り込まれているようにも見える描写が滑稽で、平和的な侵略とも言えるなと唸ってしまった。

  • 悪くないけど、単純過ぎかな。何度も読める本ではないかな。

  • 色々な解釈ができて良き本 はっきりと答えが書かれていない所がいい

  • 強いっていうのは武力や力ではなくて、しなやかで逞しく受け入れられることなんだろうなぁと思った。

  • 6年生

  • 完全勝利。
    この状況にどう持っていくかが大事なんだと思うんだ。
    小さな国の人々がそもそも幸せだったからできたことなんじゃないかなと思う。
    つまりは政治の勝利なのかもしれない。

全120件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

デビッド・マッキー:1935年イギリス・デボン州生まれ。美術学校在学中から風刺漫画の仕事をはじめ、卒業後には雑誌「パンチ」や新聞などに絵を描く。1964年に初めての絵本『TWO CAN TOUCAN』を出版。代表作「ぞうのエルマー」シリーズは、60以上の言語に翻訳された。ほかの絵本作品に『せかいでいちばんつよい国』(光村教育図書)、『なぜ戦争をするのか?六にんの男たち』(偕成社)などがある。また、アニメーション作家としても活躍。2022年南フランス・ニースにて永眠。

「2022年 『エルマーのたんじょうび?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

デビッド・マッキーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×