ユーモアを生きる―困難な状況に立ち向かう最高の処方箋

著者 :
  • 三輪書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895906562

感想・レビュー・書評

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  • ユーモアに関する論文がいくつも紹介されている。また海外の考え方や概念がとても興味をそそった。

  • ホスピスで2500人を看取ってきた精神科医がユーモアと笑いを語る

    患者や家族のつくった川柳

      再手術 生え揃っても いないのに
      がん細胞 正月ぐらいは 寝て暮らせ

    末期の患者との会話

      「いかがですか?」
      「おかげさまで順調に弱っております」

    人は「死が迫っているにもかかわらず笑う」ことができるものという一文に希望を与えられる

    『癒しのユーモア』(2001年、三輪書店)を書いた著者は川柳歴も長く、万能川柳(毎日新聞)にも57編が採られている

     月曜日 隣家の目覚し 鳴りやまず
     満票だ あの人自分に 票を入れ
     表紙には 親展とある ファクシミリ

    本書は『作業療法ジャーナル』の連載(2017年9月~2018年8月)に加筆修正、井上宏(日本笑い学会初代会長)、徳永進(野の花診療所院長)との対談を加える

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著者プロフィール

大阪大学大学院人間科学研究科教授

「2001年 『ターミナルケアとホスピス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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