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- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896392630
感想・レビュー・書評
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白駒さんの歴史の話は前向きになれるので好きです。
この本は歴史上の女性の生きざまについてがテーマ。
登場する女性たちも、「しなやかな強さ」を感じる女性ばかり。女を武器にするわけでもなく、髪振り乱して女を捨てて男並みになろうとしたわけでもなく、あくまで自然に、やさしく、たくましく自分を貫いた人たちでした。
登場する女性は有名どころのお市の方や静御前、細川ガラシャ、持統天皇などもいれば、「古事記伝」の本居宣長の母や、広島の一番電車を動かした女学生といった無名の方まで。有名どころの方については「こういう視点で考えるのもアリかー」と思えたし、無名の方の話は新鮮で、楽しく読めました。
笠森お仙の話が結構詳しく載っていたのもおもしろかった。まさか神隠し説なんてのがあったとは(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示
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