なでしこ歴史物語

著者 :
  • モラロジー研究所
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本棚登録 : 16
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896392630

感想・レビュー・書評

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  • 白駒さんの歴史の話は前向きになれるので好きです。

    この本は歴史上の女性の生きざまについてがテーマ。

    登場する女性たちも、「しなやかな強さ」を感じる女性ばかり。女を武器にするわけでもなく、髪振り乱して女を捨てて男並みになろうとしたわけでもなく、あくまで自然に、やさしく、たくましく自分を貫いた人たちでした。

    登場する女性は有名どころのお市の方や静御前、細川ガラシャ、持統天皇などもいれば、「古事記伝」の本居宣長の母や、広島の一番電車を動かした女学生といった無名の方まで。有名どころの方については「こういう視点で考えるのもアリかー」と思えたし、無名の方の話は新鮮で、楽しく読めました。

    笠森お仙の話が結構詳しく載っていたのもおもしろかった。まさか神隠し説なんてのがあったとは(笑)

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著者プロフィール

1964年、埼玉県生まれ、福岡県在住。慶應義塾大学経済学部卒業後、大手航空会社の国際線客室乗務員として勤務。2012年、株式会社ことほぎを設立、講演活動を本格的に開始する。講演では「こんな歴史の先生に出会いたかった」「日本人に生まれてよかった」と涙する参加者が続出。著書に『人生に悩んだら「日本史」に聞こう』(共著)『愛されたい!なら日本史に聞こう』(共に小社刊)など多数。本書刊行と同じ2021年7月に初の絵本「ちよにやちよに」も上梓、活躍の場をますます広げている。

「2021年 『しなやかにたくましく生きた なでしこたちの日本史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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