本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896420043
作品紹介・あらすじ
倫理的なものと宗教的なものと共通の対立項である美的=感性的なものの理念を明らかにして感性的陶酔を覚醒することが望まれる。夢から現実への飛躍を伴う範疇の移行であり、自己自身を選び得れば、そこには幸福がある。
感想・レビュー・書評
-
「一般的」を何を基準にしているのかが判然としないが(おそらくキリスト教だろう)、それを差し引いても新たに座右の書にすべき1冊。ただ、翻訳の誤植が多いのが残念(他の分冊にも言える)。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大半既知。
純粋理性批判を読めばわかること。
期待した内容とは異なり、正直残念。
さらに言えば、著者は選択のみを倫理とみなすが、
実感のない選択は、理性の先行を生むと思います。
感覚と倫理の一致は経験でしか達し得ない境地にあるというのがボクの持論です。
倫理的に行動してても、結局感覚が違う風に解釈しちゃうから、サリンジャー。
いやー感性ってなんなんすかね、ほんとに。
「熱慮よりは意志に選択は高められる」
「人間が憂鬱になるのは、もっぱら自らの咎による」
「なすべきひとつ、それは絶望。それをするには意志がいる」
「有限的絶望は硬化で、絶対的絶望は無限化」
「理念があってこそ感性的関心がうまれる」
「自分自身を選ぶ 自分自身を悔いる は同義」
「義務を自分のうちにもつ」
「自分自身の外にある自分自身を自分自身の中にもつ」
全2件中 1 - 2件を表示