三日月

  • 未知谷
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896426502

感想・レビュー・書評

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  • ベンガルのうた・内山眞理子
    https://blog.goo.ne.jp/ektara

    ラビンドラナート・タゴール 著『三日月 The Crescent Moon』(未知谷 刊/ISBN978-4-89642-650-2)の内容詳細
    http://www.michitani.com/books/ISBN978-4-89642-650-2.html

  • Na図書館本

    詩集。、英国統治下のインドに生まれたラビンドラナート。ノーベル文学賞受賞。
    きっと原文はもっと綺麗なんだろうな。

    みなもと
    赤ちゃんの目にそっとおとずれる眠りがどこからやって来るのか、いったいだれが知っているかしら。うわさによれば眠りのすみかは妖精の村で、ツチボタルがかすかにひかる森の木かげに、魔法の小さな蕾がふたつ、おずおずとひかえているんだって。そこから眠りがやって来て、赤ちゃんの目にキスをするという。

    で始まる詩が好き。

    赤ちゃんが眠っているとき、くちもとにほのかに浮かぶ笑みは、うわさによると、わかい三日月の青いひかりが、消えゆく秋雲の淵にふれたとき、朝つゆの夢のなかに最初のほほえみが生まれたのだとか。

    って続いていく。
    誠に綺麗。

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著者プロフィール

ラビンドラナート・タゴール(ロビンドロナト・タクル、1861~1941)はインドとバングラデシュの国民詩人。近代ベンガル語の韻文・散文を確立、詩・小説・劇・評論・旅行記・書簡など、あらゆる分野に傑作を残した。両国の国歌を含む3000曲あまりの歌曲の作詞作曲者、優れた画家としても知られる。1913年、詩集『ギーターンジャリ』(英語版)によって、ヨーロッパ人以外で最初のノーベル文学賞受賞者となった。岡倉天心・横山大観等と交流があり、日本にも5度訪れている。自然の下での全人教育を目指して彼がシャンティニケトンに設立した学び舎は、現在、国立ビッショ=バロティ大学(タゴール国際大学)に発展している。

「2022年 『少年時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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