こっそり読みたい禁断の日本語

著者 :
  • 洋泉社
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本棚登録 : 18
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896917314

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  • 映画でのヤクザの喧嘩を 罵詈雑言の応酬からそれがどう盛り上がるかを分析したり、
     ソーラン節(いはゆる労働の歌なので、漁師さんが網を引くときに適当に歌はれるため、収録すると歌詞が異常に多い)の収録されたものに、若干エロい物があるのを紹介したり、
     祈祷の文句を分析したり、出口ナオ(大本 と呼ばれる宗教団体の教祖)へ、艮の金神様といふ泣く子も黙る祟り神がいかについたか、を客観的に書いたり、
     『坊ちゃん』の罵倒の文句、『金色夜叉』での言葉の評論などけっこう面白い。

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著者プロフィール

朝倉喬司(あさくら・きょうじ)
1943(昭和18)6月23日~2010(平成22)11月末。岐阜県生まれ。早稲田大学文学部社会学科中退。業界紙記者を経て、69年より講談社『週刊現代』社外記者。81年、ルポライターとして独立。『犯罪風土記』『メガロポリス犯罪地図』『涙の連続射殺魔・永山則夫と六〇年代』『都市伝説と犯罪――津山三十人殺しから秋葉原通り魔事件まで』など著書多数。実話ナックルズ連載「栄光なきカリスマ」が遺稿となった。

「2023年 『昭和の怪人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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