南方熊楠男色談義―岩田準一往復書簡

著者 : 南方熊楠 岩田準一

制作 : 長谷川 興蔵 

• 八坂書房 (1991年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

十年の歳月をかけて交された"同性愛論議"。

感想・レビュー・書評

[kazuosogouさんの感想 · 2010年10月25日]

往復書簡といっても学者だとこんなにも濃い内容になるのに驚く。二人とも博学なだけあって、中世の書物を引き合いに出している。原文にこだわるの姿勢に学ぶこと多し。

[clippingさんの感想 · 2010年1月18日]

濃い。電車の中で睡魔が全くささなかった逸本。

[妙宏さんの感想 · 2008年8月17日]

梅田の阪神百貨店のアリバイ通りにある古本屋で衝動買い。
ここに、うちの大学の教科書売った人誰なんだろう…。

[ぶどううり・くすこさんの感想 · 2004年10月6日]

師弟とは、以心伝心。

著者プロフィール

1867年、紀伊国（現在の和歌山県）に生まれ、1941年に同地にて没する。在野の民俗学者、博物学者、生物学者として知られる。
著書に、『南方閑話』（坂本書店、1926）、『南方随筆』（岡書院、1926）、『続南方随筆』（岡書院、1926）などのほか、全集や選集、書簡集など多くの文業が刊行されている。

「2018年 『熊楠と猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」