月のオデッセイ

制作 : 三枝 克之 
  • リトル・モア
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本棚登録 : 154
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898150412

感想・レビュー・書評

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  • 月が大好きなので、月に関する話を色々読みたいと常日頃思っている。先日、フォロワーさんがレビューを書いてらして、読みたくなったのでAmazonさんで買いました(^-^)

    月が世界中を旅しながら遭遇する出来事。世の中には月に纏わる民話が数多くあるのだなぁと思うと同時に、月が人々の生活にいつも寄り添っているんだと実感する。世界中のどこから見ても月は同じ姿で、我々を時には諌めつつ見守ってくれているんだなぁ。
    月の写真も一緒に収められていて、これがどれも素敵!月のある風景って、それだけで絵になるのよね~(*^^*)

    • taaaさん
      まっき~♪さん☆

      こんばんは(^-^)
      コメントありがとうございます!

      Amazonといっても実はマーケットプレイスで(汗)
      ...
      まっき~♪さん☆

      こんばんは(^-^)
      コメントありがとうございます!

      Amazonといっても実はマーケットプレイスで(汗)
      少しやすくで購入しました…すみません(^_^;)

      本当、中身の充実しまくりな一冊で、
      何度も読みたくなりますし、
      教えていただいて感謝感謝です(*^^*)
      確かに幼い頃の月はもっと大きくて、
      神話や童謡などでも親しんでいたからか
      手に届かないけれど懐かしいような存在でした。
      近年、月に関して様々な研究もされ、
      将来月への宇宙旅行なんかもできるようになるかもですが、
      いつまでも心に近しい存在でいて欲しい気持ちです♪

      これからの季節、素敵な月が見れると良いですね~
      2014/09/01
  • 太古の昔。月はいまよりもずっと地球の近くにいた。
    今宵の姿より、どれだけ大きくみえたのだろう。

    夜空を見上げれば、わたしを幻惑させる月。青白い月光がしんとした静寂を照らしだす。

    古代より世界を旅しつづける月の記憶。

    優しい記憶ばかりではない。
    ときには心乱され、ときにはぞくりと背筋が凍る月の記憶。

    すべてが、あるがままの月の記憶。

  • 月が好きだからつい買ってしまいました。
    世界中の月にまつわる神話や民話が30話書かれていて、月と一緒に世界中を旅してるような気持ちになれます。アンデルセンの「絵のない絵本」にも似てるけどこっちのほうが私は好きかな。
    お話も素敵だけど何と言っても世界中の月の写真がすごくキレイ

    昔は月と地球の間の距離は今の25分の1だったそうです。今より25倍も月が近くにあるんだから、昔の人はいろんな月にまつわる話を生み出したり月にいろんな思いを託すことがあったんじゃないかな。そして月は1年間に3.8センチずつ地球から徐々に離れていってるんだそうです。なんだか寂しいなー。

    すごーく素敵な本なので月が好きな人はぜひ読んでみてください。
    2008年12月03日

  • 2014年47冊目。

    世界各地の月にまつわる伝承を三十篇にまとめたもの。
    物語の合間には綺麗な写真が挟まれている。
    多くは月の恩恵を物語るものだが、月の悪行だったり恐ろしい魔力を語るものもある。
    あとがきにあるように、人類が月面に到着し、その現実を科学的に知ってしまったがゆえに、
    物理的には月に近付いたが、神話的に遠ざかったという言葉は深みがある。

  • どこへも行かれないとき、月のおともをして旅することができる。世界中の月の写真をながめて。
    世界中の神話や民話はどことなく似てる。月がついてくると感じたり。人が月を食べようとしたり、つかまえようとしたり、月が太陽と暮らしてたり。

  • 月って旅人だったんだ…。

    たまたま、古書店で手に取って読んでみたくなって購入しました。

    月の満ち欠けに合わせて、第一夜、第二夜と世界各地の伝説や民話が語られているので、今日の月の形に合わせてページを開くと、昔、月が地球の近くにいてくれた頃を思い出せそうな気がしてきます。そして、写真もとても綺麗で、付けられた題名もおつなものばかり。

    どの、民話も伝説も、月が人間のように振る舞っていて、人間と恋に落ちたり、悩んだり困ったりしている人間を励ましたり、助けたり。昔の人々は本当に月と語らっていたんでしょうね。

    あとがきにもありますが、どこの国の民話や伝説か作中でははっきり明示されませんし、作者の脚色もあるようなので、あくまで、ただただ月に想いを馳せる書だと思って読むと良いかもしれません。

  • 月を見上げれば思うこと。
    月をみて心があったかくなる。

  • 本来なら時間をかけて読み進めるところ、読みやすくて各地の月の写真も美しく一気読みでした。

  • ・・・今夜は月を見上げてみよう・・・
    遠い昔、月は今よりもずっと私たちの近くにあって、今よりもずっと大きな姿をしていたとか。人と月とが自由に語らい、行き来していたそんな時代に、世界中を旅する月が見たもの。世界中に伝わる月にまつわる民話や神話と、美しい月の写真で構成された本です。アジアで、アフリカで、ヨーロッパやアメリカ、ポリネシアで、同じ月を見て人々は想像力を刺激され、たくさんの物語を描いてきました。ゆっくり大事に読みたくなる一冊です。

  • 月についての神話や伝説がこんなに(多分もっとあるんだろうけれど)あるとは。
    人間の宇宙への想像力って果てしない。
    著者のあとがきにもあったけど…人間の科学の進歩は、生活を豊かにするけど、想像力を削いじゃう。…。うーん。どっちも捨てがたい。
    物語の間に或る、写真も良いです。タイトルも良い。


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