- Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898153147
作品紹介・あらすじ
動物の死体から新たな知を生み出す。遺体科学者が自らの学者生活をもとに書き上げた21世紀の東大教授奮闘記。
感想・レビュー・書評
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新文化で紹介。サカナブックスの浦上氏が何度も救われたという本。「7章で泣き,9章にぶたれ,17章に勇気をもらい,25章に震えた」とのこと。
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配置場所:摂枚普通図書
請求記号:914.6||E
資料ID:95120412 -
獣医学者の著者は東大所属という言葉からかけ離れた人物。「教授」と呼ばれることが大嫌いで、食べ物も安さ最優先。研究の為にサイや象を解剖し、マダガスカルやサハラ砂漠、オーストラリアなど世界中を東奔西走。講義の際に「お前らを血反吐の地獄に堕としてやる!」と学生に豪語する型破りな学者。著者の包み隠すことのない正直な思いがたっぷりと詰め込まれております。
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かなり独特の個性をもった動物学者(遺体化学者)である東大教授の日常を、フィクションも交えつつ(?)書かれたエッセイ。著者の講演を聞いて、話が面白かったので本書を手に取ったが、正直、期待はずれだった。「熱砂のお喋り」「華僑、巨卵に会う」「不意の来訪者たち」など、面白いエピソードもあったが、全体的な著者の醸し出す空気に肌が合わないものを感じて、あまり楽しめなかった。著者が学問、動物、学生もろもろと格闘していることはよくわかるのだが、すごく独善的なものを感じるし、他者への蔑視が垣間見えるのが性に合わなかった。
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面白いなあと思う話と読むのが苦痛な話とが混在。
マダガスカルの話とかTV番組の収録中に来た2つの引き取りの話とか、話が中途半端で終わってるし、それをもっとちゃんと書いてくれたら良かったのになあ・・・
微妙・・・ -
動物の死体から新たな知を生み出す。遺体科学者が自らの学者生活をもとに書き上げた21世紀の東大教授奮闘記。
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日記、エッセイ風に東大における解剖や実験の日々を描くもの。含蓄に富んでいたり、辛辣だったり、興味深い。
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面白かったです!