図解 それでも、日本経済が世界最強という真実

著者 :
  • ワック
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (108ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898311851

感想・レビュー・書評

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  • テレビなどのマスメディアが出すデータや分析などを照らし合わせ、きちっと自分で考え判断しなくてはならない。知っとくべきデータがある。

  •  現在「売り出し中」で人気絶頂の著者による、「経済テーマ」の書であるが、読んでみると確かに「経済」を扱っているのだが、その内容は「政治的プロパガンダ(特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する宣伝行為)」のパンフレットのようだと思った。
     その内容は、著者があちこちで主張していることだが、とにかく一般にもわかりやすい。しかもそれは、マスコミが吹聴する「困難に陥っている日本経済」とは真逆の見解でありながら、それなりに説得力もある。
     「日本は世界一のお金持ち」で「日本の政府は負債も巨額だが資産も巨額」であり、「日本は家計の金融資産も世界一」とドンと机をたたくようにキッパリと断言されれば、専門家以外は、皆うなずいてしまうと思えた。
     しかし、この見解は、現在の主流の経済専門家とは、いささか違う。素人としては、確かにそうも思えるが、果たしてどうなのだろうか。
     著者は「コレキヨの恋文」で、まるで経済エンターテイメントのような面白く読める経済書を上梓しているが、本書もその訴求力は強い。
     本書は、普通、専門家に任せがちであまり一般に興味をもたせない「経済」という分野を、誰もが興味深く読みながら勉強できるという良書であると思う。

  • 120707読了

    全ての日本人に読んでもらいたい本
    ニュース等を見て違和感を感じているが言葉で説明出来ない
    人が読めばスっと落ちると思われます。

    自分は経済学が専門ではないのですが
    おそらく本著に対して論理的な批判は出来ないのでは?
    あったら教えて欲しいです。

    もちろん自分が安心したいだけの可能性もあるので。

    これだけ悲観論がのさばるということは
    日本経済は悪い悪いと言って
    利益を得ている人が多くいるということ。

    日本が経済成長をしないことで利益を得る
    国や団体といえば・・・


    いや、怖いですねー

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著者プロフィール

東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業、NEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立、09年に株式会社三橋貴明事務所を設立した。
2007年、インターネット上の公表データから韓国経済の実態を分析し、内容をまとめた『本当はヤバい!韓国経済』(彩図社)がベストセラーとなる。その後も意欲的に新著を発表している。単行本執筆と同時に、雑誌への連載・寄稿、テレビ・ラジオ番組への出演、全国各地での講演などに活躍している。また、 当人のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」の1日のアクセスユーザー数は7万人、推定ユーザー数は21万人に達している。2012年1月現在、人気ブログランキングの「政治部門」1位、総合ランキング2位(参加ブログ総数は約90万件)である。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/
主な著書に『国民の教養』(扶桑社)、『疑惑の報道』(飛鳥新社)、『2012年大恐慌に沈む世界 蘇る日本』(徳間書店)、『増税のウソ』(青春出版社)、
『三橋貴明の「日本経済」の真実がよく分かる本』(PHP研究所)などがある。

「2012年 『ユーロ崩壊!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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