- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898315170
感想・レビュー・書評
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面白くて全部読みきってしまった。
イメージの力が歴史を変えてきた。
敗戦によって繁栄した逆説が日本にはある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブロック経済が第二次世界大戦を招いたように、TPPも摩擦を生むだけではないか?
日本人の勤勉さが歴史を作ったとは驚いた! -
「快読」というぐらいの日本称賛本。
日本人はいかに頭がいいか、これからは日本の時代がやってくる!とこれでもかと褒めちぎる。
読んでて気分はいいが、ホントかな〜
ペルーの黒船を見ても恐れるどころか、そっくり同じものを作ってしまったのは日本だけ。
零戦も戦艦大和も当時では最高級の戦闘機であり、母艦であった。
ただ日本には、不幸なことに資源がなく、アメリカのせいで石油もストップされてしまったので長続きしなかったらしい。
そして、日露戦争で日本が当時最強のロシアをやぶったことが白人優位の人種差別を世界からなくすきっかけとなった。
またオイルショックを受け、省エネ路線に移行してハイテク産業を成功させた日本は、CDプレーヤー、ゲーム、コンピューターなど次々世界へ商品を送り出し、世界の家庭内に日本の製品をじわじわと入り込ませていったのだ。そして今度は西側諸国やASEAN諸国が日本製品の模倣をし始めた。
ところが、東側は模倣ができず、豊かな西側を横目に民心が指導部から離れ、ついには崩壊してしまう。
それもこれも日本がきっかけになったという。
そしてこれからは、日本の美意識が世界を支配し始めるかもしれない。技術だけでなく、文化面でも。
北野武がイタリアで「映画の神様」と言われ、「キルビル」や「ラストサムライ」等、ハリウッド映画でも日本を舞台とした作品を作り・・・・
そう言えば、今年は「千と千尋の神かくし」がアカデミー賞をとったなぁ。
日本が文化をリードする!夢のようだけど、夢でなくなってきてるのかも。