- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898317181
感想・レビュー・書評
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タイトルの問いについて、本文でたいへんわかりやすく解説してくれています。ただ、その核心は終盤であり、前半は著者自身の自伝的な内容です。著者よりも多少年上の私には、当時の教育の背景がよく理解できました。この内容を懐古的と感じる向きもあるかもしれませんが、相撲人気の向上を目指すためには、歴史を振り返る必要もあるかもしれません。
この本を手に取った理由は、昔相撲ファンだったからです。それでは今は?と問われると、ちょっと考えてしまいます。もうほとんど見ませんから。なぜ見ないかといえば、本書で著者が語るように、力相撲ばかりが目立ち、著者、舞の海さんのような独特の取り口がほとんど見られず、面白みが減ったからだと思いました。本書を読みながらまた観戦しよう、という気になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
難しいよなぁ…
この本が8年前の本で、
時代はさらに大相撲とは乖離していて、
事態はさらに悪化している。
実際には今場所も横綱大関ゼロですからね。
青汁飲んで考えなければ笑
舞の海の意外な一面が見られる本です。 -
サボろうと思えばいくらでもサボれる。
大人とは、年齢ではなくて番付。
勝って驕らず、負けて僻まず
強くなれるかどうかは、強い気持ちがあるかどうかが大きいですね。
相撲を見て頂いている。 -
若いときに一生懸命相撲に打ち込んだんだなと思った。相撲ファンの1人としてやはり日本人横綱はいてほしい。だけど中途半端な基準でぽんぽんと昇進させないでほしい。本当の実力のある横綱の誕生まで辛抱強く待ちます。
それ以上のことをする プロは自覚する 84
「いい相撲」の本当の意味 126
伝統的な勝ち方の美学 131
一生検することの大事さ 143
手抜きはばれる 160 -
相撲界を分析したり、改革しようとしたりしているのではありません。
舞の海さんの来し方を振り返ったエッセイであり、舞の海さんなりの教育論・精神論です…