なぜ、日本人は横綱になれないのか (WAC BUNKO 218)

著者 :
  • ワック
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898317181

感想・レビュー・書評

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  • タイトルの問いについて、本文でたいへんわかりやすく解説してくれています。ただ、その核心は終盤であり、前半は著者自身の自伝的な内容です。著者よりも多少年上の私には、当時の教育の背景がよく理解できました。この内容を懐古的と感じる向きもあるかもしれませんが、相撲人気の向上を目指すためには、歴史を振り返る必要もあるかもしれません。

    この本を手に取った理由は、昔相撲ファンだったからです。それでは今は?と問われると、ちょっと考えてしまいます。もうほとんど見ませんから。なぜ見ないかといえば、本書で著者が語るように、力相撲ばかりが目立ち、著者、舞の海さんのような独特の取り口がほとんど見られず、面白みが減ったからだと思いました。本書を読みながらまた観戦しよう、という気になりました。

  • 難しいよなぁ…
    この本が8年前の本で、
    時代はさらに大相撲とは乖離していて、
    事態はさらに悪化している。
    実際には今場所も横綱大関ゼロですからね。
    青汁飲んで考えなければ笑
    舞の海の意外な一面が見られる本です。

  • サボろうと思えばいくらでもサボれる。
    大人とは、年齢ではなくて番付。
    勝って驕らず、負けて僻まず
    強くなれるかどうかは、強い気持ちがあるかどうかが大きいですね。
    相撲を見て頂いている。

  • 若いときに一生懸命相撲に打ち込んだんだなと思った。相撲ファンの1人としてやはり日本人横綱はいてほしい。だけど中途半端な基準でぽんぽんと昇進させないでほしい。本当の実力のある横綱の誕生まで辛抱強く待ちます。

    それ以上のことをする プロは自覚する 84
    「いい相撲」の本当の意味 126
    伝統的な勝ち方の美学 131
    一生検することの大事さ 143
    手抜きはばれる 160

  • 相撲界を分析したり、改革しようとしたりしているのではありません。
    舞の海さんの来し方を振り返ったエッセイであり、舞の海さんなりの教育論・精神論です…

著者プロフィール

1968年2月17日生まれ、青森県鯵ヶ沢町出身。身長170cm、体重85kg。日本大学相撲部で活躍。山形県の高校教師に内定していたが、夢であった大相撲への道をかなえるため周囲の反対を押し切り大相撲入りを決意。しかし基準の身長に足りず1度目の新弟子検査に不合格。頭にシリコンを入れ壮絶な1ヶ月を過ごし、2度目の検査で合格。大相撲の生涯通算成績:385勝418敗27休。幕内通算成績241勝287敗12休。左四つ、下手投げが得意技で、最高位は小結。三賞は技能賞5回受賞。

「2016年 『舞の海秀平と学ぶ 知れば知るほど大相撲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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