- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898317617
感想・レビュー・書評
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コリアは、地形と歴史が悪すぎる。だから人柄も悪い。
ぶった切り(笑
そっか、非韓三原則って古田先生が言い出したんか。
ご自分でも、共感する能力に欠けると言い切ってしまってるが、だからこそ、一時資料に当たって冷静に事実に基づいた記述となってる。この本を引いた、色んな本も多いように思った。
ただ後半じゃあどうすんだってところが弱くなってる感じだな。 -
古田氏の本を初めて読みましたが、歯切れがいいですね。
例えば、前書きにさらっと書かれたこんな文章。
「韓国語が話せるようになると、話したくない人たちがどんどん増えていく言語だった。でも大丈夫である。コリアの歴史・政治を研究して学者になった。だが、そこからは嫌な事件しか起きてこない。それでも平気だ。共感するとかえってちゃんとした日本人から嫌われる。無理に共感してダメになっていく日本人の先もはっきり読める。朝鮮半島は、そんなリトマス試験紙になるかもしれない」
また、日韓歴史共同研究の実態も面白い、というか必読です。(教科書班のチーフとなった古田氏は気苦労のため歯が3本抜けて入れ歯になったそうだ)P42~
韓国人や中国人のウソの概念も「さらに多くの利益を確保するための虚偽の申告」で嘘という後ろめたい感覚がない(P46)や「相手の嫌がることをするのが外交である」(P56)などは韓国人と丁々発止とやりあってきた経験からでてくる言葉なのでしょう。
さらに、次のような鋭い指摘も。
北朝鮮による日本人拉致と韓国による竹島実効支配は、人間と領土という違いこそあれ、実は朝鮮民族の日本に対する意識の地平においては同じものである。それは、日本の主権を侵して奪い去ってやったという彼らの「復讐のカタルシス」に由来するものであり、過去の「被植民地化」という恥辱から生ずるストレスやコンプレックスの解消の素材であり続ける・・(P100)
世界は4種類の国に分かれた。米国や日本のように資本主義も民主主義もできる国、ロシアや中国のように資本主義はできても民主主義はできない国、北朝鮮やイランのようにどちらもできない国、ソマリアやアフガニスタンのように何もできない国・・(P109)
韓国の反日は、日本が何をしようがしまいが激化する。領土問題では奪われた方が騒ぐのが普通だが、奪った方が大騒ぎをしている。李明博元大統領は「聖地」に降り立ち、天皇と日本を侮辱した。朴槿恵元大統領は「被害者と加害者の関係は千年変わらない」と宣言した。盗んだ仏像の返還拒否、条約破りの高裁判決、慰安婦像設置など米国での反日活動、靖国神社での狼藉や放火未遂、「原爆は神の罰」の新聞報道、朴氏の米国反日イガンジル(告げ口)外交、東京五輪開催決定間際での日本水産物禁輸措置・・など挙げればきりがない。(P138)
またあとがきで触れられている、韓国の少なからずの野党政治家の経歴が、「〇〇年 死刑宣告」という政治犯罪者であり、恩赦で箔をつけて政界入りする様は、日本のやくざの「おつとめ」の世界のようだし、伊藤博文を殺したテロリストを「英雄」と奉るメンタリティは今もなお彼らの中で違和感のないものだということがわかります。
韓国語と韓国人と韓国をよく知る著者だからこそ書き得た本書は一読の価値があります。