私らしく生きたい―盲導犬とともに歩んで

著者 :
  • アールズ出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901226332

作品紹介・あらすじ

盲導犬物語の名作「ベルナのしっぽ」の作者、ななえさんの愛と涙、感動いっぱいの半生。
ベーチェット病を発病して27歳で失明、失意の中の引きこもり生活。母との確執、「自立」を求めての結婚、そして出産、夫との死別。三頭の盲導犬ベルナ・ガーランド・ペリラとともに様々な困難を乗り越え、たくましくも明るく生く前向きに歩きつづける著者が初めて語った半生記。

感想・レビュー・書評

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  • 2010/05 読。
    盲導犬、今でこそ認知は広まったけど…なかなか知られなかったころからの苦悩も含め、
    盲導犬との暮らしがわかる。

  •  三頭の盲導犬との生活を書きながら、著者自身の人生を振り返る一冊でした。
    ベーチェット病により、27歳で失明した著者。
    視覚障害リハビリを受けるまでの葛藤、点字や歩行、マッサージの技術の習得。
    そして、全盲のご主人と結婚し、息子さんを出産。
    ここまででもかなり壮絶だなぁと思うのですが、一頭目の盲導犬ベルナが亡くなって、数か月後にはご主人が癌で亡くなった。
    2頭目の盲導犬ガーランドも生活に慣れた頃急性白血病で急死。
    そして、三頭目の盲導犬ペリラと息子さんの3人でやっと安定した毎日が過ごせるようになったところでお話は終わっていました。
    この本の出版が10年ほど前。
    そこから先の著者の様子が知りたく、ホームページを見つけたところです。

    「ベルナのシッポ」がドラマ化・映画化されたのは、ただ盲導犬が取り上げられるようになっていたからだけではなくて、
    著者の文章力や人柄も影響してるんだろうなと思った一冊でした。
    人には色んな生き方がある。

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