マッキンゼー式 世界最強の仕事術

  • 英治出版
3.14
  • (21)
  • (67)
  • (187)
  • (39)
  • (12)
本棚登録 : 903
感想 : 99
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901234115

作品紹介・あらすじ

マッキンゼーは、なぜ世界一でありつづけるのか?その秘密とは?知識・情報を詰め込む前にビジネスの基本思考を学べ!世界最強の構造思考を公開。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • マッキンゼー&カンパニーという戦略コンサル会社に学ぶ仕事術について書かれた本。
    正直、個人的には内容が難しめ。けど、読み進めていく内に理解も深まり、色々と勉強になることを得られたのでそこは良かった。
    どちらかというと心構え的な要素が多い。
    そして、自分がどうとかだけではなく、いかに相手の力を引き出すか、あるいは協力を得るかといった視点においてもよく書かれている。
    自分の仕事と直接繋がらなくても、十分すぎるほどためになる1冊。

  • 新入社員の当時を思い出してしまいます。

    死ぬほど働くって言ううわさどおりに夜中でもメールのやりとりをしたり、議論で頭の回転の速さに置いてけぼりを食らたり、あなたの仕事は、なっていません!と(クライアントなのに!)怒らたり(笑)、etcあのころはかなりダメだしを食らったなぁと・・・。入社当時一番のカルチャーショックでした。

    もちろん、一般の会社員と比べれば信じられないほど稼ぐ人たちだからっていうのもあるけど、頭が良くて上を目指す人たちっていうのはこういう人たちだな、と感じました。

    まぁ、マッキンゼーは相当優秀な人材しか入れないらしいからねぇ。デキが違うといってしまえばそれまでなんだけど。

    ところで、この本の内容は、マッキンゼーの基礎的な考えが詰まってます。これは、「仕事をする」という基礎的な部分ともいえますので、これから就職する学生や新入社員の方向けかな。さらりと読めますので読んでみて損はないと思います。

  • 仕事への取り組み姿勢の基本が書かれている。


    今から読み直すと目新しい部分はないが、
    これを買った2001年の10年前はドキドキしながら読んでいた。


    その時にきちんと理解できていなかった自分を思い出した。

  • 一流と呼ばれているマッキンゼーの人々の働きかたが少しでも参考にならないかと思って読んでみた。

    全体的な感想としてそこには簡単な裏技などなく、能力と努力、仲間により仕事の質を極限まであげている企業なのかなとも思った。

    解決策の立て方が
    「事実に基づき」
    「厳密に構造化され」
    「仮説主導である」
    というのは興味深かった。

    特にこの二番目の、構造化というのが個人的にまだまだであると感じているので、フレームワークなどを使い構造的に考えられるように努めていきたい。
    (そうすることで、思考は整理されるし、他の人にも伝えやすくなると思う。)


    また、箇条書きになっており、スラスラと読みやすいのは好印象だった。記憶に残った章立てを列挙しておく。

    問題解決は事実から出発する。
    MECEを貫徹させる
    今の問題は本当に解決すべき問題なのか考える。
    海の水を全部湧かすな
    毎日一つチャートをつくる
    シングルヒットをうつ
    大きな絵を眺める

  • PDF
    仕事術

  • いろいろな方が良書と薦められていたもののなかなか手に取れなかった一冊。マッキンゼー式と言いつつも、この手の自己啓発書を大量に読んでいる私にとってはそれほど目新しい発見はなかったものの、わずか2年ほどの在籍でここまでの学びがあるマッキンゼーという会社の凄さと、アタリマエのことを当たり前にやる難しさが改めてわかった気がします。

  • 「海の水を全部沸かすな」⇒猛烈に働くのではなく、賢く働く。「毎日一つチャートを作る」⇒常に具体的に。「シングルヒットを打つ」⇒コンスタントに期待に応える。

  • かつまーの私。
    勝間さんの著書にたびたび出てくるマッキンゼーがなんなのかと思い購入。
    どういうところかはわかりました。
    長時間労働や徹夜は日常茶飯事なんですね。
    そこにマイナスイメージは持ちません。
    やはり強い人は努力をしているんだ、と思いました。
    とりあえずそういうところなんだねということはわかりました。

  • 日経アソシエの「あなたが読むべき本」特集にあったので、借りてみた。
    要点を30秒で説明する「エレベーター・テスト」という概念が気に入った。
    一言で簡潔に、という訓練は重要だと思う。

  • 事実に基づき
    構造的で
    仮説主導

    Mece 重複せず全てを網羅しているか
    Meceで思考を構造化する

    それが最善の解決策か

  • 元上司から奨められて読んだ本です。タイトルはセンセーショナルですが中身は本格的。仮説主導やイシュ−アナリシスといったコンサルタントの仕事の基本を垣間見ることができます。内容的にも読みやすく、プロジェクトなど日々の実務に落としやすい一冊でした。

  • また100円コーナー発見。ラッキーです。

    最近コンサル系の本を結構読んでいたので書いている仕事術に当たるような内容は基本的に似たり寄ったりです。

    しかし、世界最強の企業の一つに挙げられる企業の中身を知るには最適な一冊でした。凄さが一つ一つの例から伝わります。

    ちなみに余談になるがこの企業の凄さが一番伝わるのは新卒採用ページの社員紹介ページ。社員の経歴がすごいことなってます・・・

  • 世界的コンサルティング企業であるマッキンゼーの仕事術について書かれた本です。はっきり言って、かなりおもしろかったです。夢中になって1日で全部読んでしまいました。こういった類の本は仕事術の内容が抽象的な表現で書かれていることが多いのですが、この本は具体的でした。ぜひ載っていた仕事術は使ってみようと思います。

    アマゾン等を見ているとなぜか批判的なこと(当たり前のことしか書いていない等)を書いている人が多いですが、仕事の基本を組織的にできることは、すごいと思いました。たいていの会社はできる・できないが人によってぶれるものなので。。


    あと、読んでみて分かったことを列挙しておきます。

    ①マッキンゼーの人間は非常に頭がよく、どんな問題に対してもロジカルに対応する術を持っている。

    ②マッキンゼーの人間は素直で誠実であり、クライントに対して最大限のパフォーマンスをすることに全力を注ぐ。これが本当のプロフェッショナルなんだと感じた。

    ③マッキンゼーの人間は仕事・プライベートといった人生の楽しみ方を知っている。

    なんにせよ、ここの人間は本を読んでいるだけで非常に魅力的に思いました。

  • 「アメリカにガソリンスタンドは何軒あるか?」
    「マンホールのふたはなぜ丸いのか?」
    以上がマッケンゼー面接試験における問題の一例である。
    こういった問題を元々知っていることが求められるのではなく、結果へ導くための構成要因、またそれを用いてのプロセスが重要である。

  • 事実に基づいた構造的な思考と誠実さをあわせ持てばどんな困難な案件も克服できる、と。

  • 日々の業務をより生産的にするための意識のヒントがまとめられていた良書であった。
    小さなテーマごとに、筆者の一流コンサルタント集団での経験とそこから得た学びがコンパクトにまとめられていた。

    特に印象に残ったヒントが2つある。
    1つは、「シングルヒットを打つ」意識を持つことである。毎回完璧(ホームラン)を狙うのではなく、単打を積み重ねる意識が大事との教えである。不健全な完璧主義に陥りやすい自分にとって、心に留めておきたい言葉であった。
    もう1つは、「大きな問題も構成要素に分解すれば解決出来る」意識を持つことである。自分でも解けるレベルまで課題を分解する癖をつけることで、様々な大きな問題にも怯まず一歩を踏み出せる。よく不安に駆られて焦る自分に言い聞かせたい言葉だった。

    今後何か困ったことがあれば、本書の該当項目を読み返してヒントをもらい、前に進んでいけると感じた。

  • コンサル系の仕事に関するテクニックを除く全体像を知りたい方にはオススメ。しかし、具体的なテクニックなど専門技術を知りたい人には物足りないと思います。

  • この手の本はいまだたくさん出てますね。2021年記載。読んだのは学生時代?

  • 若いころに読み漁った本。

  • この手の本は、ロジカルシンキング系・問題解決系の本を1〜2冊読めば書いてある内容と大体同じで、あとは個別の事例が異なる程度。まだその手の本を読んだことがないなら初めの一冊として選ぶのは良いかも。

    ・コンサルタントは、クライアントの限界を知るという責任がある。提案はその限界内に収まるようにしなければならない。

    ・チームのきずなが深まるのは大抵仕事を通してである。重要なのは、一緒にうまく仕事ができることで、自分が重視されている・自分の考えが尊重されているとメンバーが感じること。

    ・面接調査をするのは、他人の中にある情報や経験、逸話に接したいから。話を聞くためにそこにいるのであって、話すためではない。

    ・適切な答えを提供するのではなく、クライアントに受け入れてもらわないといけない。そのために、調査結果を事前に説明しないでプレゼンをすることはしない。

    ・あらゆる人に最大限の敬意をもって接すること!みんな、自分の思っている以上の力をもっている。

全99件中 1 - 20件を表示

イーサン・M.ラジエルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×