- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901318396
感想・レビュー・書評
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要約バイト。下痢と格闘しながら。
予言の書ではなく、あくまで予測の書です。
結構本に書いてることをまともに受け止めてしまう人間ですが、そんなおれでも、おい、これおかしいだろ!とかさっきといってること違うじゃん!とかお、この経緯省いてなんかごまかしてる!
とか思えるとこが多数あり。
最初の方はまともで面白かったけど、最後の三国志の再来には全くついてゆけず。
長期的にみると周期はみつけられるのかもしれないけど、現状をみて、この周期だからこうなる!って予測するのは意味低下するのかなーと思った。最近のことには「ここは周期がゆがむ」とか「ここで例外の事態が起きたので」ってなってたしね。
とりあえず、あ・うん社には正しい日本語使って欲しいです。円とかドルとか年数とか誤植も多々あり。
「肉を切らせて骨を斬る覚悟で!」って言われてもうーーんてなってしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2
武→知→富 のサイクル -
読んだのが2009年になってからなので、あとから確認する作業をしながらという読み方になってしまったが
実際に起こる前にこのように書いているのでホントにすごいと思った。
こう言った予測を立てる際にどういった情報からどう仮説をたてていくのかそのプロセスはとても参考になった。
おもな予測は5つあり
?原油価格は1バレル100ドルを超える ?米経済は2006年から長期リセッションに入る
?2010年資本主義消滅へ ?米・中冷戦状態でチャイナリスク爆裂
?破滅から黎明へ
ここ¥では原油の上昇がカギを握り、景気が良くても悪くても、今後金価格の上昇からインフレが加速していくと
予測を立てている。
予測に際して根拠としているのが、社会循環論、景気循環法則、瞑想による集中らしい。
景気循環の法則は貨幣増加率・インフレ率・経済規則の長期循環から30年周期を主に使っている。
社会循環論は社会を支配する力は武力、知力、富力の順にサイクルすることをもとに予測している。
経済を歴史から紐解いているので若干難易度は高い気がしたがそこそこ楽しめた。