教室はまちがうところだ

著者 :
  • 子どもの未来社
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感想 : 104
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901330404

感想・レビュー・書評

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  • いいなぁこの絵本。
    入学したての6歳の息子に読み聞かせたが、自身が小学生の時に出会いたかった!まちがえることを恐れて消極的になってちょっとしたことですぐ傷ついていた小学生の自分に。
    「なんども なんども 言ってるうちに まちがううちに 言いたいことの半分くらいは どうやらこうやら 言えてくる」「おまえ へんだと 言われたって あんたちがうと 言われたって そう思うだからしょうがない」勇気を与えてくれる言葉が続く。
    先生たちには、安心してまちがうことのできる教室を作ってもらいたいな。
    また時期を見て再読したい。

  • 図書館本。長女選定本。春から一年生。小学校生活への楽しみと不安とが表情からも伝わってきます。トライアンドエラー、親もまたそうなんだよ、ということを背中で知ってほしいな。

  • タイトル通りの内容の絵本。


    長谷川知子さんの描く子ども達の絵が好きです。

    ちょっと道徳っぽくて、個人的には苦手なのですが・・
    学校の先生が、こういう風に思って子どもを指導しててくれると親としてはありがたいな、と思える一冊です。

  • 子供よりも大人、特に先生方に読んでもらいたいです。

  • この絵本を小学校4年生に読み聞かせしたところ、いつもは発表しない男の子が、その日の授業で発表したと聞いて、心から嬉しかったです。

  • 授業でも先生が読み聞かせしてくださいました。

    私自身、間違う事が怖くて手を挙げられなかった子なので、

    気持ちがすごく分かります。

    「間違う事を恐れるな

    間違ったっていい

    間違いを笑うな

    そんな教室つくろうや」

    クラスの雰囲気にもよりますが、

    高学年になるとやはり手が挙がりにくくなります。

    始業式の日とかに早速読んで、

    「こんな教室作ろう」って子どもたちに呼びかけたいですね。

  • 娘が小学生になったら読もうと思っていた絵本。
    今現在小学校1年生の終わりですが、まさにドンピシャな感じです。
    「間違った方がいいんだよ。今のうちにいっぱい間違っておきなさい」とは私もよく娘に言ってはいますが、そうはいっても、やっぱり間違うことには抵抗があるもの。
    でも、こういった絵本に描かれていることで、子どもにも受け入れやすいのではないかと思います。
    娘も読みながら、ニヤリとしていました。(笑)
    先生が皆、こういう考えで子どもたちを引っ張っていってくれたらいいんですが・・・

  • まちがいをおそれちゃいけない。

  • 堂々と教室の中では
    間違った答えを言っていいんだよ、と
    1冊すべてが励ましの言葉のようです。

  • プライドが高く、間違えることをいやがり慎重な子どもなので、読んであげました。小学生になる前に読んでも良いですね。

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著者プロフィール

1925年、静岡県生まれ。静岡第一師範学校卒。小中学校の教師を50年間務める。日本教育版画会、日本作文の会に所属し、実践を続けてきた。編著書に『版画にみる少年期』(新評論社)、『生命を彫った少年』(エミール社)などがある。

「2004年 『教室はまちがうところだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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