- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901423144
作品紹介・あらすじ
「疫学研究のグランプリ」とニューヨーク・タイムズが絶賛した史上最大規模の「チャイナ・プロジェクト」(栄養調査研究)は、すでに生活習慣病の元凶をはっきりと暴き出していた。「栄養学のアインシュタイン」と称される世界的権威が、史上空前の疫学大調査をもとに下した衝撃の結論とは。
感想・レビュー・書評
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まだ読み始めたばかりだが、なぜこの本が葬られたのかが判る気がする。大手企業や献金を受けている議員、医者や真実を報道するべきマスコミさえも、この本に書かれていることが公になっては困るからである。
すべての人に読んでもらいたい。
少なくとも積極的には「動物性タンパク」の摂取はしないようにしていこうと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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栄養学分野のアインシュタインと称される世界的権威が書いた、栄養と健康に関する本。本書は、コーネル大学、オックスフォード大学、中国予防医学研究所による大規模な共同研究であるチャイナプロジェクトを元に書かれています。この研究は、健康と栄養に関してこれまで行われた研究のうちで最高峰とされるものであるそうです。そしてこの研究結果は驚くべききようなものでした。
それは動物性タンパク質を摂取すると、癌になるということです。肉、魚、卵、乳製品など、摂取すればするほど癌になる確率が上がり、摂取量が少ないほど健康だというのです。これは、癌だけでなく、糖尿病、自己免疫疾患、心臓病、骨粗しょう症、 認知症などでも同じ結果が出ています。要するに、人間は動物性タンパク質を一切とらずプラントベースのホールフード(野菜中心の未精製食品)を食べるのが一番健康に良いということです。しかも、食品添加物や、発がん性物質などは、動物性タンパク質に比べると癌への影響はほんの微々たるもので、動物性タンパク質が癌に与える影響があまりにも圧倒的なため、動物実験では動物性タンパク質を与える量をコントロールするだけで、癌の発生や進行を自由にコントロールできたそうです。また、強力な発癌性物質を多量に与えても、動物性タンパク質の量を少なくすると発癌することもなかったそうです。
またこのチャイナプロジェクトの結果以外でも、おびただしい数のその他の研究でもすべて同様の結果になっています。あまりにも説得力があり、これが真実なんだなと認めざるを得ません。しかしこのような重要な結果があまり多くの人に知られていないのは、食肉業界、乳製品業界、製薬企業などからの激しい弾圧があるからだそうです。
この本を読んで、動物性タンパク質の摂取がいかに危険か、またプラントベースのホールフードがいかに素晴らしいかはよく理解できました。でもそのあとどうしよう!?人類が健康に生きるにはビーガンしか道が無いってこと!?ちょ、ちょっともう少し考えさせてください…とりあえず牛乳を飲むのはやめました。肉や魚も、週に1回ぐらいまで減らそうと思う…とりあえず、健康に生きたい人は全員読んでみたほうが良いです!科学的な文献としても勿論信頼できる本ですが、読み物としてもとても面白く、難しい内容もわかりやすく書いてあり読みやすいです!上中下巻とありますが、夢中であっという間に読み終わりました。 -
動物性たんぱく質か...
主菜に何か別のものをもってきて、サイドにまわそう
食べすぎがいけないだけかもしれない
やっぱり肉も食べたいっていうのが正直なとこ。
慣れればそれですむのだろうが
田舎のほうじゃ、ベジタルな店もないし
チェーン店の台頭で地元の店も
閉めざるを得なくなっている。
ただ、お食事所も一点焦点でなくてもいいんじゃないかな
焼肉、ステーキ、ウインナー...
やっぱりおいしいです。
もちろん、秋刀魚も鯖も蛸も美味いものです! -
菜食にあたって、肉類をとらないことに不安や疑問があったのだが、その理由がよく解ったし、かつ納得がいった。とても科学的な内容が、そういう知識のない人間にも解るように書かれていていい本だと思う。中巻、下巻もよい。
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乳製品があまりよくないらしい事は知っていたが、動物性蛋白のとり過ぎは癌の発生を増やしたり、良くない事だらけらしい。動物性蛋白は最小限に、植物と玄米などの複合性炭水化物を中心にするとよいらしい。しばらく試してみるか。
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動物性タンパクの危険性、植物性タンパクの有用性がしっかりとした実験結果より明らかにされている。やっぱり積極的に動物性タンパクは摂らないほうが良さそうだ。中巻、下巻も読まなければ。
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データの信頼性という言う意味で、非常に評価の高い本だと思う。
ずっと気になっていた、カラダの中での複雑な反応について注目しているところ、正しい情報を伝えたいという姿勢に共感する。