本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901484275
感想・レビュー・書評
-
街づくりは今後考える必要があるテーマだ。
震災復興のためということもあるし、いわゆるシャッター通りと呼ばれるような過疎化が進んだ街を再活性するためにも、である。
どういう街がいいのか、その問題提起をしている本として、この本は魅力的だ。
本の中では、例として渋谷の街が取り上げられている。
渋谷の街は様々な要素を持っている。
センター街、代官山、原宿、松濤など、エリア各に違った街の印象がある。
そして、その街に惹かれて様々な人が集まってくる。
若者、起業家、アーティストなど、そこで出会った人たちが新しいものを生み出して情報を発信している。
その情報に惹きつけられて、また新しく人を惹きつける。
この情報発信が重要だと著者は書いている。
四季折々のイベントでも、街に関する歴史のイベントでもなんでもいい。
街の個性として、情報を発信することが大切だ。
一方で、住みやすい街であることも論じている。
街に人が住んでこそ、新しい街の魅力が発見され、新しい情報を発信できるからだ。
今後、ますます日本の街には魅力的になってもらいたい。
四季があるというだけで、日本は変化が楽しめる。
まだまだ素敵な街があるはずだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
地の利を生かしたさまざまなコンセプトが面白く、その世界観に一気に引き込まれてしまった。
全2件中 1 - 2件を表示