色鉛筆専門店

著者 :
  • 東京カレンダー
3.27
  • (0)
  • (4)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901976565

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 短篇それぞれが色に関連している。全部がお店とからんだ連作ならもっと素敵なのに。

  • 色にまつわる短編集。
    冒頭とエピローグで色鉛筆専門店を営む男の人と
    おそらく目がみえないであろう彼の彼女?妻?が出てくるんだけど
    色鉛筆専門店は開店からほどなく火事で燃えちゃうし、
    最後のエピローグでは唐突に車で海に向かうところだし、
    そのふたりに関して何も書かれていなかったので
    ちょっと拍子抜けだった。題名から想像する物語とは違った。
    でも短編の一つ一つは良いものもたくさんあって全体的には
    面白かった。もう少し色鉛筆専門店のことを色々書いたほうが
    面白いのになって思った。

著者プロフィール

1978年、東京生まれ。作家、女優。07年初の小説集『色鉛筆専門店』が話題を呼ぶ。以降小説、エッセイで精力的に執筆中。著書は他に長編小説『しょーとほーぷ』、短編連作小説集『ワクちん』(後に『Dr.ルナの不思議なカルテ』に改題し文庫化)。女優としては、映画『光の雨』『恋愛寫眞』『千の風になって』『気球クラブ、その後』、TVドラマ『瑠璃の島』『白夜行』『東京バンドワゴン』、舞台『きみがいた時間、ぼくのいく時間』等々、数多く出演。

「2014年 『バンクーバーの朝日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西山繭子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×