Slash with a Knife 改訂版

著者 : 奈良美智

• フォイル (2005年10月10日発売)

感想・レビュー・書評

[hifumi1232001jpさんの感想 · 2013年4月13日]

三白眼の顔より、目を閉じている顔の方が好きです。自分宛の開封後の封筒やレシートなど、捨ててしまう紙にまで描くところも好きです。

[soiさんの感想 · 2009年11月1日]

もちろん絵もすきなんだけど
このヒトのかく言葉がすきだ


以下、本文から

その時僕はとても幼なくて
なにがなんだかわからなくて
今でもやっぱりわからない。
いつかそれがわかるなら
こんな暮らしもいいけれど
いつもおしおきされている毎日さ。
一体全体こんな暮らしも
良いけれど
生まれてこのかた
わかったことなんて
ありはしない。

[mingei2satoさんの感想 · 2009年10月23日]

僕の大切な本です。

[かしゅらさんの感想 · 2008年8月24日]

痛快なり。我が家の和みの一冊。

[seanさんの感想 · 2006年7月31日]

最近ようやく手に入れた。
買おうと思えばいつでも買えたけど、とても大切な大切な本。

[傘ネコさんの感想 · 2006年7月18日]

わたしにとって初めての奈良さんの画集です。ふてくされたような少女の絵に、一瞬でほれ込みました。奈良さんドイツ滞在時の記録。絶対おすすめの画集です。

著者プロフィール

1959年青森県生まれ。1987年愛知県立芸術大学修士課程修了。1988年渡独、国立デュッセルドルフ芸術アカデミー在籍・修了。ケルン在住を経て2000年に帰国。1990年代半ば以降、ヨーロッパ、アメリカ、日本、そしてアジアの各地で規模に関わらず様々な場所で展示発表を続ける。見つめ返すような印象的な絵画、日々自由に描き続けるドローイング作品のほか、木、FRP、陶、ブロンズ、そしてインスタレーションなど多様な素材や空間に生命を吹き込む様な彫刻作品を制作。また、制作の日々や旅先での出会いを収めた写真作品も発表している。
作品はニューヨーク近代美術館、ロサンゼルスカウンティー美術館、ボストン美術館、ナショナルギャラリー（ワシントンD.C.）、大英博物館（ロンドン）など世界中の美術館に所蔵されている。
2023年には青森県立美術館で個展を予定している。

「2023年 『Slash with a Knife 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」