りんこ日記

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902943146

感想・レビュー・書評

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  • 2015/08/07 読了

    《Cui Cui》を見たばかりでちょうどこの写真集を作っているあたりの日記なので興味深く読むことができた。高山なおみさんの《たべるしゃべる》や日々ごはんによく名前が出てきていてなんとなく川内倫子像を勝手に想像していたけど、日記を読むと勝手にイメージしていた感じとはちがっていてさらに好きになりました。2も是非読みたい。

  • この本の形が好き。質感も。2015/05/16

  • カメラマンの川内倫子さんの日記。
    日記形式がすきなのと、川内さんの写真もすきなので。
    携帯写真だけど、すごくいい。
    文章も好き。ぱらぱらっと好きなとこから読める。
    図書館で借りたけど、装丁も紙の質感も写真と文の
    バランスも好きなので即購入して手元に置いた。

  • 彼女の撮る写真と彼女の綴る日記とは、同じ匂いがたちのぼってくる気がして、さすがだなぁと思う。

    残酷で美しい世界。それは今わたしたちがいるところ。どんなことでも起こるし、喜びも悲しみも等しく訪れる。

    でもそれは時が経てば、彼女の写真のように、儚く静かにきらめいた思い出になるのかもしれない。

    何度も何度も読み返してしまう、大好きな本です。

  • 写真家川内倫子さんが、1枚の携帯写真とともに毎日の日記を書いている。 素朴な携帯写真も、添えられた日々の何気ない文章も、読んでいてほっこりしました。画質悪いからあまりとっていなかった携帯写真ですが、もっと撮りたくなりました。

  • 日記。

    こういう人が、こういう写真を撮るんだなぁ。
    とてもしっくりきました。
    撮る写真と、書く文章と、過ごす日常に、違和感がない。

    毎日の写真は光が優しい。
    どうしたらこんな優しい光ばっかり撮れるんだろうと思う。
    この淡さが好きだなぁ。
    淡いんだけど弱いわけじゃないんだよなぁ。

    2も読もうと思います。

  • サラサラっと読むお茶漬けみたいな本。携帯だって、毎日写真を撮るのは、結構大変だよね。

  • 川内さんの写真と、川内さんの文章がすごくリンクしてる。

    この文章を描いた人が、この写真を撮っている。
    この写真を撮った人が、この文章を描いている。


    この人の、この人しか撮れない写真。
    この人しかかけない文字達。

    そういうモノたちがするりと流れていく1冊。

  • たまにはこんな軽いものが読みたい。で、私は「写真家」の文章が好きなタイプなので尚更。

  • 写真ブログをやろうと思ったきっかけデス。
    こんなふうに 1日1日の出来事を1枚の写真でつづっていくのって
    なんだかおもしろいなー と。

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著者プロフィール

1972年、滋賀県生まれ。2002年に『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2009年に第25回ICPインフィニティ・アワード芸術部門を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。主な著作に『Illuminance』(2011年)、『あめつち』(2013年)、『Halo』(2017年)など。最新刊に写真集『Des oiseaux』『Illuminance: The Tenth Anniversary Edition』『やまなみ』がある。

「2022年 『やまなみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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