- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902943160
感想・レビュー・書評
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青森県弘前市吉井酒造煉瓦倉庫で行われた、奈良美智+グラフによる「小屋プロジェクト」の展覧会の様子がおしゃれなレイアウトで紹介されている。
いろんなアーティストとコラボしながら、それぞれがそれぞれの小屋を作る。ヤノベケンジの小屋なんかもある。
秘密基地の集合体みたいで、すごく楽しそう。来場者の人たちの様子も楽しそう。というかこの企画、楽しくないわけがない。
奈良美智印の、あの、ひたいの広い、不穏な目をした少女たちももちろんいる。今にもなにか穏やかならざる映像が映し出されそうな目。こちらの腹の底の底までもまっすぐに見透すような目。
あの目、ずっと何かに似ていると思いながら思い出せないでいたが、本書をめくりながらようやくわかった。
わかって自分でもちょっと驚いたが、人間ではなく爬虫類の目だ。猫の目と爬虫類の目を足して2で割ったような目。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文句なし。行きたかったAtoZ展の様子が垣間見れてうれしい。
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AtoZ展を観にひとりで弘前に行ったとき、カフェに普通に奈良さんがいてびっくりしたなぁ・・。最後の日のイースタンユースのライブも忘れられない。個人的にはひとり旅が好きになるきっかけの展示会の本です。好きならばどんな遠出もするべきですよ~。一生の思い出。
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群馬から見に行きました。見るたびに想い出が蘇ります!
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当時、この展示を青森まで見にいきました。
奈良さんの作品には、優しさと寂しさと切なさが入ってる。 -
わたしが一番好きな画家さん、奈良美智とgraf+っていう集団が一緒にやった個展「A to Z」の作品を集めたやつ。
行ってきたん!わざわざ青森まで!!
もうすごかった。
旧シードル工場の中に、廃材で小屋いっぱい作って街みたいにして、その中に作品が飾ってあるっていう。
生で見た奈良美智の絵はものすごかった。
何時間でもおれるとおもった。 -
たった4ヶ月の夢の街。
眼をつぶれば今でもあの街を私は覚えています。
ボランティアやってよかった。
本当によかった。 -
2006年7月29日から10月22日まで、青森県弘前市にて開催された展覧会「AtoZ」を記録した本。別件で青森に来ていた為、帰り際に入り口だけ見てきました。中に入りたかったなぁ・・・。
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絵がやさしくなった奈良美智。
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「昔描けなかったものが描けるようになった
でも、昔描けたものが、今描けなくなっているのも事実。 同じものばかりを描いていてもしょうがない。 今描ける事を楽しみたい・・・」
苦しいくらいにシャイで。
どーしようもないくらいにマイペース。
がんがんロックに、どんどんスモーキング。
「好き」に迷って、「好き」に張り倒されて…
真摯な奈良さんの世界感、その感性が好きで。
奈良さんのシャイな笑顔と語らず語っている感じが良く撮られていたな〜と思う。 公開劇場が「ライズX」って言うのも、合ってるなぁ〜って思いました。
・ライズXにて[ NARA:奈良美智との旅の記録]
☆ Usagi