望郷の鐘 中国残留孤児の父・山本慈昭

著者 :
  • しなのき書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903002446

作品紹介・あらすじ

「中国残留孤児の父」といわれた山本慈昭。みずからも満州で過酷な体験をしながら、生涯を残留孤児たちの肉親さがしにささげ、献身的な愛でささえた。その山本慈昭の生涯を生い立ちからたどった感動の物語。

感想・レビュー・書評

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  •  子供の頃、よくニュースで中国残留孤児の感動的な再会シーンを見た記憶があるが、その裏で山本慈昭さんという方の大きなお力があったということを知った。
     子供向けでところどころ平仮名で表記されているが、さらっと読み終えれて内容が濃い。心に余韻が残るとても良い本だと思った。
     この本の感動が薄れぬうちに満蒙開拓記念館に行ってみたいが、コロナなのでしばらく待ってからにしようと思う。

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著者プロフィール

1936年、長野県生まれ。信州大学教育学部卒業。
「虫」で第1回日本児童文学者協会短編賞。「悲しみの砦」(岩崎書店)で第1回塚原健二郎文学賞。「武器では地球を救えない」(文渓堂)で第52回産経児童出版文化賞。「想い出のアン」(岩崎書店)、「キムの十字架」(明石書店)、「星空のバイオリン」(PHP研究所)、「十二歳の旅立ち」(講談社)、「松代大本営」(岩波書店)、旧満州開拓団の戦後」(同)、「唄の旅人 中山晋平」(同)、「信州の民話伝説集成 東信編」(一草舎)、「キムの十字架の発見」(かもがわ出版)、『信州むかし語りシリーズ』(しなのき書房)、『望郷の鐘』(同)ほか多数。

「2022年 『新装版 キムの十字架』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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