- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903063416
感想・レビュー・書評
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装丁はマンガのような本ですが、中身は普通の本です。読みやすさを重視して書かれていて、高校生の家族の会話形式で話しは進んでいきますが、高校生はもちろん大人も気軽に読んでいける内容なので科学の話しを扱っていますが、疲れずに気楽に読み進められます。
内容は世の中に流布されている説や商品、書籍など、聞いたことがあるものも多くあり、それらを少し考えればわかる科学的な目線で解説していきます。
世の中にはいかに怪しいものが多く出回っているかということと、自分で怪しいと思う力を持とうという啓発もこめられており、見た目の軽さにとらわれず読んで見て欲しい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山本弘のニセ科学を10倍楽しむ本を読みました。
と学会会長の山本弘が書いた似非科学の解説書でした。
若い人向けにわかりやすく解説されているのが好感が持てました。
書かれている内容はほとんど知っていることでしたが、アポロは月に行っていない?、という章は結構面白く読みました。
フランスではパロディとして作られた番組が、日本ではバラエティー番組でさも本当のように報道され、それを信じている人がたくさんいる、という構造が面白いと思いました。
フランスでその番組を作った人がメディア・リテラシーを試すためだ、と発言しているというのもうなづけます。
私も騙されやすいので、気をつけたいと思ったのでした。 -
「水からの伝言」の部分しか読んでいないのですが児童向けに作られている分、対話形式で解説が非常に分かりやすく載っていて理科に疎い私は助かりました。いくつかの資料の中でもこれが一番分かりやすかったです。
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初学者、子ども向けの一冊にいいかも。
ただし、山本節の登場人物の会話は、相変わらず背中かゆし。 -
2011/6/8
山本さんなのでトンデモ科学本と似た路線。 -
これは楽しめた。でもやっぱり、どうせ読むならできるだけ大人になる前に読んどいた方が良いかも。自分自身、疑ってかかることが不得手だっていう自覚があって、その能力を養うのは、基本的に中高時代までの影響が最大だと思えるから。でも、今読んでも十分に楽しめたし、いかに疑うか、ってことを学ぶよい機会になったと思う。
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勉強と譜読みが優先だってわかっていながら、黙々と。小~中学生くらいの子と読んだら疑問が芋づる式に出てきて楽しそう。
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日常に浸透しているニセ科学を会話形式で、分かりやすく
事実を示してくれる。
解説者となる父親が鼻につくのが少し残念。 -
情報リテラシーの勉強になる。