サンゴと生きる (中村征夫の写真絵本)

著者 :
  • 大空出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903175935

作品紹介・あらすじ

水中写真家・中村征夫さんがサンゴの生態を「写真絵本」として描きました。主人公はサンゴに棲むオオアカホシサンゴガニ。サンゴがどんな環境で生まれ、育ち、どんな生き物たちと共生しているのか。海の神秘と自然の循環を子どもたちにもわかりやすく解説します。本書のために沖縄・慶良間諸島へ行き、中村さんが初めてサンゴの喧嘩シーンの撮影に成功!日照権を争うサンゴ同士の壮絶な闘いを、貴重な写真で鮮明に見ることができます。地球温暖化や環境問題が世界中で叫ばれる中、子どもたちがサンゴの生態を通して自然環境を学べる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 【写真絵本】『サンゴと生きる』 – – 写真家中村征夫公式ページ –
    https://squall.co.jp/sangotoikiru/

    中村征夫の写真絵本 サンゴと生きる | 大空出版の本
    https://www.ozorabunko.jp/books/other/sango/

  • 沖縄のサンゴ礁に住むオオアカホシサンゴガニが案内人(蟹)となって、珊瑚を紹介してくれます。

    沖縄の海には色も形もバラエティに富んだ珊瑚があります。なんと、400種も見られるんですと。

    サンゴ礁を作る珊瑚を造礁サンゴと言います。
    ・堡礁…島や大陸から離れて発達
    ・裾礁…島を取り囲むように発達
    ・環礁…上から見ると環のようになってる

    サンゴは、海の生き物の食べ物であり、隠れ家であり、ゆりかごでもある。

    サンゴ同士で居住権を掛けた命がけの戦いもある。

    今、世界でサンゴ礁の白化が問題になっている。
    →温暖化、オニヒトデ

    世界から、サンゴが消えませんように!

    中村さんの写真が、素晴らしい。
    カニくん、平たくて、目つきが悪くて、愛嬌があります。
    巻末に各ページのサンゴの名前・学名もある。

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著者プロフィール

1945年、秋田県潟上市生まれ。1988年ルポルタージュ『全・東京湾』、写真集『海中顔面博覧会』で第13回木村伊兵衛写真賞を受賞。2007年『海中2万7000時間の旅』で第26回土門拳賞、秋田県文化功労者受章。2008年秋田県潟上市名誉市民章。その他『カムイの海』『熱帯夜』『遥かなるグルクン』『極夜』など著書も多数。また最近行われた写真展「琉球ふたつの海」(16年コニカミノルタプラザ)、「永遠の海」(17年松屋銀座)、「極夜」(18年ポートレートギャラリー)など。テレビ、ラジオの出演や講演会も多数。

「2020年 『中村征夫の写真絵本 サンゴと生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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