猫下宿

著者 :
  • 駒草出版
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本棚登録 : 14
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903186276

作品紹介・あらすじ

「フムフム、二階の三部屋へ下宿人をねえ…」主人公・田浦達は売れない作家。七年前に妻を亡くし、淋しさと経済的事情から自宅の二階を「下宿」として貸すことに。しかし、彼の家にはすでに二十匹以上の猫が住み着いていた…。不動産屋のアイデアで猫と暮らせる「猫下宿」と銘打ち、三人の女子学生を下宿人として迎える。孤独だった老作家と三人の若い女、そして二十匹を超える猫たちとの不思議な同居生活が始まった-。

感想・レビュー・書評

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  • 妻を亡くした男が若い女性3人と一つ屋根の下で暮らす・・・必然的にラブストーリーを連想させる設定だがそうではない。男は家主でしかも老人、そして彼と彼女ら以外にもこの家に住むものがいる。推定20匹以上もの猫だ。4人+(推定)20匹の猫が些細ながらも事件を起こす、どこか懐かしい、やや哀愁が漂う日常が綴られている。

  • 猫を飼ったことがある人なら文句なく楽しめると思います♪
    色んな猫それぞれの性格がとっても面白く、多頭飼いをしてみたくなります。
    避妊手術など若干考え方の違うがあるけれど、気にせず読めました。
    しいて言うと、おまけのようなエンディングは、ややかったるく感じます。猫下宿を初めて1年と言う区切りを意識せず、事件が解明されたところでおわらせても良かったのでは。

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